美しい木組の家

国産材無垢の木で「木組の家」を実践しています。日本のように地震や台風の多い国では、家族の命を守ってくれる「丈夫な家」が必要だと考えます。それには、木の特性である粘り強さを生かした「木組の家」が最適だと思います。

また、豊かな生活を送るには、自然素材に包まれた美しい空間が必要だと思います。それには自然素材の無垢の木と漆喰を使い「木組」の技を持つ職人と設計者が協働して住まい手のみなさんの幸せな家庭をつくることだと考えます。

さらに、現在の地球環境を考えると、これからの家づくりはco2を抑制し省エネルギー図る必要があります。

わたしたちは、環境に配慮した快適で美しく安全な家をつくり、幸せな家庭づくりのお手伝いをします。


家づくりのこだわり

1. 美しい家をつくる

「美は、全てを統合する」と言われます。美しさとは素材や形を洗練し、用途や性能と機能も満たされた状態を言います。わたしたちは、「用」も「美」も備えた「心地よい家」をつくります。

2. 自然素材で豊かな暮らしをつくる

自然素材は、年を経るごとに美しさと深みを増すことで、真の豊かな暮らしを楽しめます。さらに「無垢の木」や「土(漆喰)」などの素材には、温度と湿度を調整する作用があります。木も土も、吸放湿作用や蓄熱性能を持っているので、快適な暮らしを送ることが出来ます。

3.あたたかく心地よい家

自然素材は、年を経るごとに美しさと深みを増すことで、真の豊かな暮らしを楽しめます。さらに「無垢の木」や「土(漆喰)」などの素材には、温度と湿度を調整する作用があります。木も土も、吸放湿作用や蓄熱性能を持っているので、快適な暮らしを送ることが出来ます。

4.家事のしやすい快適な家

台所や洗面所・トイレなどの水廻りは、スムーズな家事動線が大切です。水廻りを動きやすくつくることで便利で快適な生活が生まれます。「回れる家は良い家だ!」と言う格言があります。最新の機能とデザインを備えた設備は家事を楽しくしてくれます。

5.子供の成長に対応する家

子供部屋は、小さな部屋を人数分つくるのではなく、最初は大きめのガランドウの部屋を用意して、子供の成長に合わせて家具で区切ったり、仕切りを建てたりして変化に対応することが大切です。お子さんが大きくなって家を出たあとは、ご両親の趣味の部屋や、二世帯が住めるようにすることもできます。変化する仕組みは長寿命の「古民家」から学びました。
写真下:部屋の仕切りは取り外し自由

6. 家族のいのちを守る家

地震や台風にも耐え、家族の命を守ることを一番に考えます。「木組の家」は、木と木を組むことで自然に逆らわない粘り強い家ができます。 地震国日本で生まれたしなやかで丈夫な構造で、変形しても元に戻る「復元力特性」を持っています。また、何度でも組み直せる「再生機構」があります。

7. 地球にも人にも優しい省エネルギーの家

わたしたちがつくる「木組の家」は、外壁に充分な断熱材を入れ、日本の省エネルギー基準を上回る温熱性能を確保します。地球環境に配慮しながら室内を体感温度の良い環境に保ち「暑さ寒さを取り除く」体に優しい家づくりです。

8.山を守る生まれも育ちも分かる木を使う

伐りだした木は育った場所や樹齢、伐採日、製材日、出荷日のわかる履歴「トレーサビリティ」を明示した「生まれも育ちも分かる木」です。色つやと香りが良いので「天然乾燥」を行います。「人工乾燥」は、もろくて折れやすくなるので使いません。また、木は植えて育てれば「無限の資源」といえます。履歴がわかることで、林業家に植林費用が還り山の環境保全につながります。

9. ワークショップ「き」組という職人との協働

わたしたちは、山と職人と住まい手をつなぐ共存共栄のワークショップ「き」組という第二のブランドを持っています。第一ブランドの「木組の家」はオートクチュールの特注ブランドで、ワークショップ「き」組は、手の届く価格で「木組の家」を提供するプレタポルテの仕組みです。より多くの人に本格的な木組の家を提供したいと考えた、ユニクロのような価格の家づくりです。2003年にグッドデザイン賞をいただきました。