多くの人々が関わるまちづくりや、公共建築などの設計を進めて行く際には、地域住民の意見や思い、価値観を汲み取り、共に考え、共有していくことが大切だと考えています。
このような住民参加型のプロジェクトでは、個々の創造性を引き出しながら、現実的な条件を理解・共有してもらい、大きな方向性や流れをつくりあげていく、双方向の場をつくる方法=ワークショップが有効的です。いいワークショップは、プロジェクトの成功と共に、人と人をつなげ、地域コミュニティをより活発にしてくれます。
私たちは、これまでに様々なワークショップを組み込み、プロジェクトを進めてきました。
「住民に本当に必要とされるいいものを、住民参加で、チームでつくりあげたい」というプロジェクトのご相談・お手伝いをいたします。どうぞお気軽にお問い合わせください。
住民参加による生協いいの診療所を設計した際の、ワークショップの流れです。
イメージ発掘・夢語り→敷地を読み取る→設計条件の理解→建物イメージの検討→主要室の利用方法の理解→配置計画の検討Ⅰ→「らしさ」を考える→配置計画の決定→ブロックプランの検討→空間イメージの共有化→プランの原寸確認→内部空間の検討→建物イメージの検討Ⅱ→プランの最終確認→ワークショップのまとめ→今後の運営について考える