小さな町の親しみのわく診療所を目指して、ワークショップによる診療所をつくりました。大久手計画工房との協働です。 福島県飯野市に建つ「生協いいの診療所」は、白紙の段階から、組合員の方々が参加するワークショップで計画を実現しました。ワークショップには、20歳の看護婦さんから91歳のおじいさんまで大勢が集まり、ワークショップの達人・伊藤雅春さんとの進行で進みました。
まず、敷地に立つどの木を残すかを考える「とってお木ゲーム」から始まり、「ビジョンゲーム」ではどんな診療所ができたらいいのか、皆で夢を語ってもらいました。敷地に実際の間取りを描いて問題点を洗い出し「原寸体験ツアー」もしながら、最終的にできた建物の立面図は、組合員の方から拍手で迎えられました。
完成した診療所も、組合員の人達に愛される場所となりました。