プロジェクトレポート
2018年02月16日 Fri
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滋賀県長浜市の木之本で始まった築270年の古民家再生は、4年目に入りました。
室内の荷物の片付けも終わって、ようやく内部の解体が始まりました。
大きく傾いた柱と、30年も前に傾きを止めるために入れた鉄骨が姿を表しました。
これから、大直しのために土壁を一旦崩します。土は採っておいてまた使います。
むかしの土のほうが性能がいいからです。
この日は、滋賀の工務店さんで、パッシブハウスを実践されている工務店の夏見さんにお越しいただき、温熱改修の打ち合わせも行いました。
この規模の古民家の温熱改修は、全国でもまだ例がないかもしれません。
夏見さんの「空気の流れをコントロール」をするという考えに目からウロコです。
工事には一年を要しますが、完成が楽しみです。乞うご期待。