プロジェクトレポート
2020年09月22日 Tue
最近、松井事務所が設計した建物のリフォーム依頼が増えています。
事務所を構えて35年になりますが、20年から25年位前に建てた建主さんから、最近よくご連絡をいただきます。お子さんも家を出て夫婦二人になったのを機会に、設備器具や外装を更新します。
訪ねてゆくと、きれいに住んでいらして、大事にされているんだなァと安心します。ありがとうございます。
写真は「善福寺の家」1997年竣工と「越谷の家」1995年竣工です。両方とも懐かしく想い出深い住まいです。
どちらも阪神大震災後の建物です。
耐震の工夫として貫を採用しました。貫は明治以前の日本建築の構造の要でしたが、筋違が入ってきて衰退しました。繰り返しの力にも耐える優れた構造です。
今回の改修で不具合を直して、まだまだ長く使っていただければと思います。
「善福寺の家」
「越谷の家」