プロジェクトレポート
2006年01月17日 Tue
国分寺駅のすぐ前に静かな庭園があるのをご存知ですか。国分寺涯線と言われる崖の連なる緑地沿いです。「ハケ」と呼ばれる湧水が滲み出して池になっています。旧満州鉄道副総裁の別荘地でしたが、昭和4年に三菱財閥の岩崎彦弥太氏が買い取り、回遊式庭園として整備しました。駅前であったため、一時は商店開発の計画もありましたが、市民の運動で庭園として残ったそうです。スケッチはゆるやかに下る竹林をかいています。静かな庭園です。お近くに行かれた折は、どうぞお立ち寄りください。
「国分寺 殿ヶ谷戸庭園」