プロジェクトレポート
2018年03月27日 Tue
270年もの間、徐々に傾いてきた北国街道の町家「漢方の本陣」。
何度かの補修の跡が見られますが、貫の入った壁のおかげで、倒壊を免れてきたようです。
これまでの改修で外された足固めを入れ直し、柱を根接ぎし土壁を落として傾きを直します。
昭和56年の豪雪のあとに入れられたと思える、鉄骨の架構も今回は外します。
創建当時の架構に戻し、本来の骨組みに現代の生活を反映します。
一年をかけて、再生する様子を逐次報告したします。
もう200年生きる民家に生まれ変わります。