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2018年09月30日 Sun

「八王子の古民家再生」報告

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八王子の古民家再生現場は、大きな屋根に足場をかけております。急勾配の屋根なので、屋根足場が必要です。

これから屋根下地に木摺を貼り、防水紙を敷いてガルバリュウムを葺きます。

茅葺きの屋根に似せた形態になりますが、新たに明かり窓として「ハッポウ」屋根を加えました。

「高ハッポウ」という茅屋根をまくりあげたような明り取りです。

山形県の月山の麓の田麦俣集落に見られる、養蚕が盛んな頃に作られた独特の窓です。

屋根裏から入れた日射が一階に届くように、吹き抜けを作りました。

光が回る様子が楽しみな再生です。