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2015年06月17日 Wed

「松本城のみえる家」外壁に唐松が張られました

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木組みの家「松本城のみえる家」板張り

「松本城のみえる家」の外壁は長野県産の唐松です。
杉と見まごうほどの綺麗な板が張られました。
「目板張り」といって、板と板の継ぎ目の上から、
細い木(目板)を釘打ちすることで、反り返らずに丈夫な外壁になります。
窓の両側で目板が左右対称になるようにあらかじめ計画しています。足場が取れるのが楽しみですね。

破風板に「眉欠き」という丁寧な仕事がしてありました。斉藤棟梁の技術が冴えます。

「松本城のみえる家」は、外壁の一番端の板、吹抜に面した障子の敷居、巾木、寝室の壁に、
ちょっと工夫が施されるのですが、それは完成してからのお楽しみです。 <匠>

 

木組みの家「松本城のみえる家」打ち合わせ風景2

端の板にひと工夫

木組みの家「松本城のみえる家」眉欠き

破風板の眉欠き

木組みの家「松本城のみえる家」内観150615

裏からみる力桁階段

木組みの家「松本城のみえる家」2F架構

完成しても架構がみえます

 

木組みの家「松本城のみえる家」UB設置

引戸のUB

 

木組みの家「松本城のみえる家」障子の框

ここにも秘密のひと工夫