プロジェクトレポート

2013年02月25日 Mon

「ひとつ屋根の下計画」復興共同住宅の提案

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ひとつ屋根の下計画全体配置図
ひとつ屋根の下計画の提案1ひとつ屋根の下計画の提案3ひとつ屋根の下計画の提案軸組模型1ひとつ屋根の下計画の提案軸組模型2

松井郁夫建築設計事務所では、東日本大震災の復興提案として、被災した方々が寄り添って住むことができる「ひとつ屋根の下計画」(復興共同住宅)を提案します。

被災した方々の不自由な仮説生活も、はや2年になろうとしていますが、当事務所では、被災した方々に一日も早く、 団らんと活力の場となる住まいを提供したいと考えております。

「ひとつ屋根の下計画は」被災者の方々の負担を軽減する共同住宅です。
住戸の形状は、冬の日差しが全戸に入るように計算された扇型のデザインです。

中心には住民と近隣と人たちが交流できるコミュニティスペースを設け、地域の交流の場としました。

住宅の外壁と内部の床・天井には無垢の木を使い、自然素材の快適な住み心地を大切にします。野菜を育てる菜園や公園も計画し、菜園につながる縁側も各住戸毎に用意しました。

被災者の方々に一刻も早く、仮設住宅よりも居心地の良い木の住まいで暮らしていただきたいという願いで提案しました。

本提案に関するご質問ご要望などについては、当事務所までご連絡ください。スタッフ一同、復興のお役立てること願っております。

 

 

2013年02月22日 Fri

「高円寺の家」作品集ができました

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「高円寺の家」の作品集ができました。
住宅密集地の狭小敷地に建つ、木組み準耐火建築物です。
下の画像をクリックしてどうぞ御覧ください。

 

木組みの家「高円寺の家」の作品集ができました

 

 

 

 

 

 

2013年02月21日 Thu

「南房総の民家再生」お祓いを執り行いました

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古民家再生「南房総の民家再生」「南房総の民家再生」では、工事に先立ち、神主さんにお祓いをお願いしました。
正面の式台玄関に祭壇を設け、工事の安全と家族の健康を祈願していただきました。

2013年02月20日 Wed

「高円寺の家」レングスのHPで紹介されました

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木組みの家「高円寺の家」屋上庭園から 木組みの準耐火建築「高円寺の家」は、無垢の杉板で出来た防火構造面材「Jパネル」を採用しています。

この度、「Jパネル」を製造販売している協同組合レングスのブログで「高円寺の家」が紹介されました。

無垢材をふんだんに表しにしても、火災に強い「木組みの家」をつくることができます。

レングスのHPでも松井郁夫建築設計事務所が紹介されています。

 

 

 

2013年02月06日 Wed

「高円寺の家」テーブルができました

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お庭の設計を進めるために、造園屋さんと一緒に「高円寺の家」にお伺いしました。

ダイニングには出来たばかりのテーブルが置かれていました。

製作は、Soui woodworks 代表 神保哲也さんです。

中心で板の分かれているデザインは、松井事務所オリジナルです。建主さんがお花を生けて待っていてくださいました。

お庭が出来た頃に、お住まい見学会を開催させていただけることになりました。詳細が決まりましたら当サイトでお知らせ致します。

 下の写真は

階段の一段目に桧を使ってみました。さりげなく、無垢材の段板です。

 

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2013年01月24日 Thu

「高円寺の家」雪の日にご訪問しました

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130124高円寺の家東京に大雪が降った日、竣工したばかりの「高円寺の家」にご訪問しました。
松井が桧に手書きした表札をお渡しし、カーテンなどインテリアが取付いた様子を拝見させていただきました。
「庭を眺めながら暮らしたい」という言葉ひとつをいただいて、完成したお住まいです。
雪が溶けたら、庭づくりがはじまります。

2013年01月17日 Thu

林政ニュースに掲載「高円寺の家」

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「木組みの準耐火建築物」として注目を集めている「高円寺の家」が、
日本林業調査会から取材を受け、林政ニュースに掲載されました。

「高円寺の家」の敷地は東京都条例による「新防火地区」です。
防火規制の厳しい都会の狭小敷地でも、国産の無垢材をふんだんに使った、
丈夫で快適で省エネルギーな住まいを実現出来ます。

(印刷用PDFはこちらです)

2013年01月15日 Tue

「吉祥寺の家Ⅱ」1年点検

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「吉祥寺の家Ⅱ」が竣工して1年が経ち、点検にお伺いしました。

この日の都内は大雪だったので、「吉祥寺の家Ⅱ」が雪の中に佇む姿を見ることができました。
家の中に入ると暖かく、1年を通じて快適にお暮らしとのことでした。
吹抜のある延床40坪の住まいをエアコン一台で空調できる工夫を施した、燃費の良い、省エネに優れた木組みの家です。

2013年01月12日 Sat

温熱エコ改修「南房総の民家再生」

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130112minamiQgenkyo1130112minamiQ1「南房総の民家再生」では温熱環境を向上させる改修を行います。

既存家屋、無断熱土壁の家の実測から、熱損失係数(Q値)を算出し、次世代省エネ基準(Q値2.7W/㎡K以下)を満たす仕様を提案しました。

Q値とは、室内外の温度が1℃の時、家全体から1時間に床面積1㎡あたりから逃げ出す熱量のことをいいます。
数値が小さいほど、熱が逃げにくい家ということになります。

「南房総の民家再生」では、現況の10.54W/㎡K(表上)という値であったにもかかわらず、温熱エコ改修によって、次世代省エネ基準を上回る2.39W/㎡K(表下)まで下げることが可能です。

上の判定書が改修前、下が改修提案後の判定書です。
一番下の棒グラフを見ていただくと、改修前に屋根、外壁、窓や床から逃げていた熱が、温熱エコ改修によって抑えられた様子がわかります。
つまり、古い無断熱の建物でも、温熱エコ改修によって燃費がかからないうえに快適な暮らしができることがわかります。

 さらに耐震性能を加えて、耐震エコリフォームをお勧めします。これからのリフォームには欠かせない改修方法です。

(岐阜県立森林アカデミー講師・辻充孝さん作の判定ソフトを使用しています)

 

 

2013年01月12日 Sat

「高円寺の家」が木材新聞に掲載されました

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「高円寺の家」は「木組みの準耐火建築」として各方面から取材を受けました。
日刊木材新聞の記事を、掲載いたします。

————以下掲載記事————

東京都杉並区の防火地区内にムクの木材を使った木造住宅が完成し、設計士の間でちょっとした話題になっている。
同住宅を設計した建築事務所の代表者は「防火地域でも木造住宅が建設できることの参考例になれば」と話す。
同住宅は、JR高円寺駅から徒歩10分の住宅密集地に建設されたK邸。当地は建築基準法とは異なる「新防火地区」。
これは住宅密集地を対象に都条例で定めれられたもの。敷地30坪弱に約20坪の2階建て。

燃えしろ設計による準耐火建築物で、外装に45ミリ厚の木材、タルキに150ミリ角を使ったほか、 梁も150×240ミリなど内外に木材を大量に使い「木材費は建築費の2割程度」という。

設計は松井郁夫建築設計事務所(東京都松井郁夫社長)、施工はキューブワン・ハウジング(同、細沢龍雄社長)が それぞれ手掛けた。
同建築設計事務所は燃えしろ設計の建築は初めてだったため、桜設計集団・安井昇氏の指導を受けた。
木材は天竜TSドライシステム協同組合が供給した天竜材を使った。
施主のK氏は「風呂場からライトアップした中庭が見えるようにしてほしいという以外は、全て松井先生にお任せした。
建坪からするともっと狭いかと思ったが予想外に広く、使い勝手も良い。大変満足している」と話している。

 

(印刷用PDFはこちらです)

 


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2013年01月10日 Thu

耐震エコリフォーム「南房総の民家再生」

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130110小屋裏調査「南房総の民家再生」は耐震エコリフォームです。まず詳細な調査で現状を把握しました。実測をもとに構造計算を行い、劣化した部材を取り替え、断熱材を入れ、床を張り替えます。地震に強く、快適な温熱環境で省エネに優れた空間に生まれ変わります。

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2012年12月25日 Tue

「高円寺の家」内覧会は盛況でした

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 12月16日に開催されました「高円寺の家」完成内覧会はたくさん方々にご来場いただき、盛況のうちに閉会いたしました。「燃えしろ設計」による木組みの準耐火建築と、エアコン一台で家全体を暖めることができる工夫が注目されました。お運びいただきました皆様に、改めて御礼申し上げます。

 

木組みの家「高円寺の家」完成内覧会の様子

 

 

 

 

2012年12月05日 Wed

「高円寺の家」完成内覧会のお知らせ

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121216高円寺の家完成内覧会

高円寺の住宅密集地に、小さな木組みの家が完成しました。
桜設計集団・安井昇氏の監修、燃えしろ設計による木造住宅です。
丈夫で美しい架構のデザインはもちろん、
省エネルギーに十分配慮した燃費の良さと、
調温湿に優れた自然素材による快適さを実現した、
人にやさしい「呼吸する木組み」です。
これからの日本の家を、どうぞこの機会に御高覧ください。

「高円寺の家」完成内覧会
開催日時:
平成24年12月16日(日)
午前11時~午後16時

設計:松井郁夫建築設計事務所
設計協力:春紫建築設計事務所(赤川真理) 
施工:キューブワン・ハウジング
山:天竜T.S.ドライシステム協同組合

お申し込み:
松井郁夫建築設計事務所
東京都中野区江原町1-46-12-203
メール ok@matsui-ikuo.jp
電話  03-3951-0703
FAX  03-5996-1370

印刷用PDFチラシはこちらです

2012年12月05日 Wed

「豊田の家」お住まい見学会は盛況でした

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12/2に行われた「豊田の家」お住まい見学会は大盛況でした。
寒い日でしたが、家の中は薪ストーブで暖められ、2階の奥まで快適でした。
建主さんが裸足をお勧めになり、ご来場の方々には、無垢の杉床板のぬくもりを感じていただけました。

お子さんをお連れでご来場の方が多く、この日の「豊田の家」は木組みの託児所のようでした。
無垢の木と漆喰でつくる木組みの家は、子育てに最適です。

改めまして、ご協力いただいた建主さんに御礼申し上げます。ありがとうございました。

 12月16日(日)には「高円寺の家」完成内覧会が開催されます。
こちらもぜひお申込み下さい。

2012年11月29日 Thu

「高円寺の家」入魂の儀を行いました

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「高円寺の家」の竣工のお祝いとして、 K朗さん率いる「和力」による「入魂の儀」が行われました。

土地と家に神様を降ろし、魂を入れる舞いです。 住宅街の一角に、華やかで力強いハレの場がたち上がりました。
通りすがりの親子連れの方も、音を聞いて見学に来られました。
家内安全商売繁盛を祈願して、参加者はひとりずつ獅子舞に噛まれ、 すばらしい儀式は幕を閉じました。

 

「和力」はでこうしたお祝いの場での舞いを、 家の竣工やお祭りなど、幅広く行なっているそうです。
朗さん 、磊也さん、大変ありがとうございました。

 

 

 

 

【動画】「和力」

2012年11月22日 Thu

「豊田の家」(東京)お住まい見学会のお知らせ

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東京都日野市の武蔵野の森に「豊田の家」が、竣工して四年になりました。
緑豊かな林に張り出したデッキが特徴の、コンパクトな木組みの家です。
この度、お住まいのご様子を、建主さんのご厚意で見学させていただけることとなりました。
「渡辺篤史の建もの探訪」でも放映された、無垢の木と漆喰と、薪ストーブがある家の、
実際の住み心地をご覧になれる貴重な機会です。
どうぞ事務局までお問い合わせください。皆様のお申込みをお待ちしております。

開催日時
2012年12月2日(日)
13:00~16:00
対象:家づくりをご検討の方
※建設業関連の方はご遠慮ください

お申し込み:
ワークショップ「き」組事務局
東京都中野区江原町1-46-12-203
メール info@kigumi.jp
電話  03-3951-0703
FAX  03-5996-1370

印刷用PDFチラシはこちらです