2007年04月13日 Fri
山口県萩市にある材木屋さんが自宅を作るという事で設計を頼まれました。
先代からの付き合いがある材木屋さんで、この地方の松の木を得意とし大きく商売をされています。
伝統的建造物群保存地区に建つので、色々規制があって難しいところもありますが、町並みに合わせ、
風景に溶け込むように、模型で十分検討しました。ワークショップ「き」組ではじめた設計でしたが、
建て主さんのご希望により、当事務所は基本設計、地元の設計会社に実施設計、監理を任せました。
建て方が始まり、山口木造塾の見学会も行われました。
このような仕事の仕組みを【サポート「き」組】として各地で展開できたらいいなと思っています。
基本設計 松井郁夫建築設計事務所
実施設計・監理 堀設計事務所
施工 安成工務店
山 施主支給
撮影 松井郁夫建築設計事務所
写真のような伝統的建物郡保存地区に建ちました。模型をつくって、伝建地区にふさわしい建物を検討しました。
東道路面と南側外観です。
梁組みが見えるフリースペース。階段室を通してリビングルームとつながります。
欅の大黒柱です。吹き抜けのあるリビングもあります。
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2007年04月13日 Fri
福島の協和木材に、丸太の買い付けに行きました。
この家の印象を決める大事な梁です。渡辺棟梁の目が光ります。
材木のことなら右に出る者はいません。横田木材の目利き、斎藤さんも一緒に選びました。
さすがに大きくて立派な工場。みんなで見学させてもらいました。
松丸太もすばらしいものを選ぶことが出来ました。刻みも本番にはいります。
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2007年04月13日 Fri
坂の下から見上げる八坂の塔は堂々たるものがあります。街の中に建つその姿は昔から親しまれて来たに違いありません。スケッチをしていたら夕方になり月がきれいに見え始めました。塔と月はよく似合います。
京都・八坂の塔「夜景」
2007年04月12日 Thu
産寧坂からの八坂の塔
産寧坂を歩いていくと八坂の塔が正面に見えてきました。街中にあり庶民に親しまれている五重の塔です。八坂の塔の中に入ると上のほうまで階段で上れるようになっています。太い骨組みが組まれすごい迫力でした。塔の骨組みが見ることができてとても参考になりました。塔の最上部に小さな窓があり街が一望できました。
中を登ると塔の芯柱がうえまで見えるように鏡が設置してありました。芯柱は地面に刺さることなく吊り下げられたようになっていました。五重塔が倒れない構造の秘密がここにあります。
産寧坂からの八坂の塔
2007年04月09日 Mon
八坂のあたりを歩いていたら、石畳のきれいな小路がありました。普通の生活がそこには感じられ、京都の住宅街を垣間見ました。古い家を外観はそのままで、しゃれたレストランに直していたりと、やはり町並みを残そうという姿勢が感じられ、住んでいる人たちがこの町を愛していることを感じました。
石塀小路
2007年04月04日 Wed
研修旅行で京都へ行った時に、産寧坂に行きました。文化庁の定める「伝統的建物郡保存地区」(門前町)になってるだけあって古都の町並みがよく残っています。新しい建物も歴史の町並みに合うように建替えられています。観光客は多いのですが、落ち着いた佇まいで、京都らしい感じがしました。久しぶりに日本の町並みの美しさを満喫しました。
京都・産寧坂
2007年04月02日 Mon
おかげさまで今期も応募者多数で4月の開講を迎えることとなりました。お申し込みの遅れた方には申し訳ありませんがまた来年お待ちしております。どうもありがとうございました。
写真は2期生の田中千勝さんが長野で実践された木組みの家です。ゼミでの勉強がすぐに実践に結びついて生かされた良い事例です。
木組みゼミ 満員御礼となりました
2007年03月15日 Thu
木組みゼミが4月15日から始まります。おかげさまで、今年で4年を迎えます。1期から3期まで、木組みの家を実践したいと考える設計者が、これまでに約40名学びました。なかでも3名の実践者が素晴らしい木組みの家を実際に建ててくれました。松井事務所HPをご覧下さい。http://2022test.matsui-ikuo.jp/news/news-kigumizemi-top.html
木造住宅の設計をよりスキルアップして伝統的な木組みの技術を学たい方に必修の講座です。私家版仕様書のメンバー小林一元、宮越喜彦、風其建設・渡邊隆が講師を務めます。
美術講座もあり、美しい木組みの世界へあなたもどうぞ!
2007年03月13日 Tue
立派な大黒柱が届きました。240×240の桧です。
主な構造材は徳島杉。暖かみのあるいい色をみせます。
渡辺棟梁の息子さんで二代目の孝之さん。刻みに腕がなります。
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2007年03月13日 Tue
イキのいいカレイが手に入ったので、煮つけを造りました。子ども達にはから揚げを作りましたが、脂っこいものはイヤという私たちの年代はやはり煮付けです。とてもおいしかった。奈穂
カレイの煮付け
2007年03月12日 Mon
ちょうどひな祭り前だったので、桂離宮の横のお菓子屋さんに立派なお雛様が飾ってありました。このお雛様は物持ちで、着物はたくさんあるし、お道具も持っていて、ふとん、食器、ナベ、野菜、はては台所のへっついまでがそろっていたのです。こんなにたくさんのミニチュア道具のかずかずを見たのは初めてで驚きました。かわいらしかったです。
京都のおひなさまのへっつい
2007年03月06日 Tue
中野でちょっとおしゃれなバー、厨(くりや)に行きました。かきの香草焼きは絵を描いていたら冷たくなってしまいましたが、お店の人が暖めなおしてくれました。すごく美味しかった!ピクルスの盛り合わせも色がきれいでした。
厨のモルトウイスキー
2007年03月05日 Mon
神戸芸術工科大学にて公開講座を頼まれました。当日の朝早く起きたら、ホテルの窓から素敵な景色が見えました。六甲の山から神戸港までが一望です。都会の中に山があり、緑があり、その存在感が神戸の人たちのこころの拠り所になっているのもうなずけます。
神戸・六甲
2007年02月23日 Fri
事務所や居酒屋で飲んだ後にいく店があります。ショットバーで小さな店ですが、モルトウイスキーを数多く置いていて、説明を聞きながら飲むことが出来ます。若い店長は、アイルランドまで行き蔵を回って地酒を買ってくるほどの熱心さです。いい気分に酔って店の雰囲気を描きました。奈穂
江古田ギネスビール
2007年02月19日 Mon
近所に住む兄が時々立派なしいたけを持ってきてくれます。知り合いが送ってくれるそうで、おすそ分けに預かるのです。昨晩は活き活きしたしいたけを籠に入れて描いてみました。これを今日はバターいためにして食べようかと思っています。奈穂
しいたけ
2007年02月18日 Sun
江戸時代に廻船で京阪神との交易で栄えた美々津は、今でもその商人の大きな屋敷や蔵などが残り、貴重な町並みになっています。塗り込め造りの平入りと妻入りの町並みで構成されているのが特徴です。二本の大通りは海につながる交易の道です。今にも振り出しそうな空と、白壁の家々が美しい町並みでした。宮崎県の杉シンポジュウムの帰りに立ち寄りました。
宮崎県・美々津