プロジェクトレポート
2022年01月12日 Wed
新刊本のお知らせ
「古民家のみらい」ー成熟した社会を目指してー松井郁夫仕事集2が、2022年1月20日発売予定です。
昨年10月に発売された「美しい木組みの家」ーいつか古民家になる-の続編です。
古民家再生の18事例を写真と図面と解説をそえてお送りします。
松井事務所の写真集ですが「作品集」と言わずにあえて「仕事集」と読んでいます。
37年間の再生のノウハウを公開することによって、壊されそうな古民家が救われることを願っています。
240頁 オールカラー ウエルパイン書店発行 5500円
Amazonで予約買うことが出来ます。こちらからどうぞhttps://onl.la/NJYBUsU
2022年01月01日 Sat
2022年 新年のお慶びを申し上げます。
コロナ禍の続く中、今年も始まりました。
今年こそ明るい年でありますように。
みなさまのご多幸をお祈りします。
本年もよろしくお願い致します。
2022年元旦 株式会社 松井郁夫建築設計事務所
2021年12月21日 Tue
平素は格別のお引き立てを賜わり厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ながら、松井事務所の年末年始休業期間は以下の日程となります。
2021年12月28日(火)~2022年1月4日(火)
期間中にいただいたご連絡は1月5日(水)から順次対応致します。
ご迷惑をおかけいたしますがどうぞよろしくお願い致します。
2021年12月20日 Mon
シリーズ第二弾の古民家再生の写真集が発刊します。
「古民家のみらい」ー成熟した社会を目指してー松井郁夫・仕事集2です。
実作の図面と工事中の解説を添えて、実務に役立つ仕事集です。
もちろん、写真集としても楽しめます。
「寒い」「暗い」を取り除き「しなやかな」耐震性能と「あたたかい」温熱環境を実践する
「進化する古民家再生」をご覧ください。
ウエルパイン書店より、210頁、オールカラー、来年1月末の発売予定です。乞うご期待!
Amazonから予約できます
2021年11月18日 Thu
この度、「八王子の古民家再生」がウッドデザイン賞を受賞しました。
高ハッポウで光を取り込み、G1レベルの外皮性能を確保することで、
「暗くて寒い」明治40年の古民家が、さらに100年を生きる「明るく暖かな」古民家に生まれ変わりました。
これもひとえに皆様のご支援とご協力の賜物と感謝致しております。
2021年09月16日 Thu
ふるさと福井で講演会が開かれます。
10月26日13:30より福井国際会館にて
「和の住まい」シンポジュウムにおいて「いつか古民家になる」美しい木組の家 についてお話させていただきます。
お申し込みは、下記チラシもしくは受付フォームからお願い致します。
2021年08月02日 Mon
松井事務所の夏季休業期間は以下の日程となります。
2021年8月13日(金)~8月16日(月)
期間中にいただいたご連絡は8月17日(火)から順次対応致します。
ご迷惑をおかけいたしますがどうぞよろしくお願い致します。
2021年07月19日 Mon
コロナ禍の中、久しぶりにリアル内覧会を開催させていただきました。
東京・世田谷・駒沢大学前の商店街の一角です。
「自然薯豆腐」が名物の、「こだわりの豆腐屋」さんの兼用住宅です。
著書を読んでいただき、「こだわりの木組の家」を依頼していただきました。
建て込んだ商店街の敷地なので、まずは3Dで日射の検討からはじめました。
南側のビルの上から光を入れるために、片流れの屋根を採用。冬の陽の光を入れて、夏の日射をカットするルーバーを付けました。
1階は、豆腐の制作をする作業場です。住まいは2階に納めました。敷地が小さいので、最小限の過不足のない架構と間取りです。
内覧会はこの時期でしたので完全予約制にしました。それでも18組27人の方がお見えになりました。
「木の香りがする」「居心地がいい」と大変好評でした。お運びいただいたみなさん、ありがとうございました。
丈夫な木組と快適な漆喰の家です。末永くお使いください。
2021年06月29日 Tue
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定員になりましたので、締め切らせていただきました。
親子3代で地域密着型のこだわりのお豆腐屋さん「安達屋」が木組の家でオープン致します。
商店街の密集地のため、3Dで日射の検討を重ね、狭いながらも明るく暖かな木組の家となりました。
この度、建主様のご厚意で2階の住宅エリアのみの内覧会を開催させていただく運びとなりました。
開催日時 : 2021年7月17日(土) 10:00〜17:00
コロナ渦での内覧会ですので、消毒・換気・マスク着用など安全に配慮し、完全予約制で時間を区切ってご案内致します。
ご希望の方には、見学時間を設定の上、最寄り駅からの案内図をお送りいたします。
ご参加希望の方はこちらから ↓
MAIL: ok@matsui-ikuo.jp
FAX : 03-5996-1370
この機会に、力強い架構と自然素材に囲まれた心地の良い豊かな暮らしを体感しませんか?
みなさまのご応募を心よりお待ち申し上げます。
定員になりましたので、締め切らせていただきました。
2021年06月25日 Fri
高校時代に美大受験でデッサンを描いている僕に「お前の絵は匂いがないから屁でもひっとけ!」と言った母校の美術教師で兄貴のように慕っていた先生が一昨日亡くなりました…。子供の頃から器用に絵を書く僕の安直さを簡単に見やぶられて、一瞬でプライドがぶっ壊されました。笑
いつの間にか、82歳になってましたが、しばらくコロナで会ってなかったのが残念です…。
破天荒な人で、教育実習で母校に行ったときも蕎麦屋に昼食に行って、お銚子をずらっと並べ、ふたりともフラフラしているのに「午後の授業はお前に任せた!」といってその店で授業が終わるのを待ってました。僕は真っ赤な顔をして教室に行ったのを覚えています。生徒たちは気がついていただろうなぁ…
すごい武勇伝があって、高校教師同士の宴会で、先生は気に入らない教頭にビールに小便を混ぜて飲ませて、左遷されました。本当に嫌な教頭で、坊ちゃんの赤シャツみたいな奴で、僕も実習の最中に朝礼で「ジーパンで学校に来ている実習生がいる」と嫌味を言われた教頭です。いい気味でした。(笑)
日頃は温厚で、ニコニコお酒ばかり飲んでましたが、いつも楽しいお酒でした。卒業以来、帰省のたびに一緒に飲んで、みんなから兄弟のようだと言われました。
今思えば、相当の呑み友達です。カミさんや義父とも飲み友達でした。芸大の芸術祭に遊びに来て、金のない美大生にビールを奢ってくれたので、僕の友人からは英雄扱いされました。
毎年、年賀状葉書に一つ一つ手書きの作品を送ってくれました。写真は、恩師の残した貴重な葉書に描いた、アブストラクションです。生涯、作品を発表しなくて、逝っちゃいました。何度か銀座で個展を開こうと誘ったのですが…。こういう人を本当のアーティストっていうんだろうなぁ…
今気がつきましたが、葉書の表には「まだ死ぬまでのみたらん」と書いてありました。夜、床に入って、朝に起きてこなかったそうです。最高の最期やないか…涙
今日はこの絵を見て献杯です…合掌
2021年04月28日 Wed
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2020ウッドデザイン賞のパンフレットが届きました。
当事務所からは、「東馬込の家」と「漢方の本陣」が掲載されました。
「東馬込の家」は「奨励賞」という上位の賞でした。
新築の建物と古民家再生の両方が賞を頂いたことを大変嬉しく思っています。
これを機会に、ますます精進して、「木組の家」と「古民家再生」に励みたいと思います!
2021年01月17日 Sun
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今年で、18期を迎える「木組のデザイン」ゼミナールの受講生を募集します。
今期はすべての講座をZoomにて開催します。
詳しくは、ワークショップ「き」組HPをごらんください。
お申し込みも、勉強会からお願いします。
2020年12月11日 Fri
ウッドデザイン賞2020に入賞しておりました「東馬込の家」が奨励賞(審査委員長賞)に選ばれることになりました。
すでに木組の「東馬込の家」と古民家再生の「漢方の本陣」のW受賞が決定いたしておりましたが、この度、「東馬込の家」が上位賞である奨励賞を受賞できることになりました。
新築の「木組の家」で大きな賞をいただいたことを、事務所一堂、大変喜んでおります。
関係者の皆様のご協力に感謝いたしております。
ありがとうございました。
ウッドデザイン賞2020 HP ←クリック
以下のプレスリリースに「東馬込の家」の写真と審査委員長からのコメントが掲載されています。
「ウッドデザイン賞2020」上位賞決定のプレスリリース ←クリック
表彰式は、コロナ感染症対策のため、12月18日に関係者のみで行われますが、表彰式の様子は、同時開催の日経オンラインセミナーの枠内で映像配信されます。
日経オンラインセミナー ←クリック
2020年11月21日 Sat
【朗報】日本が誇る伝統建築の技術が、無形文化財の指定を受けそうです。
以下「京都新聞社説」2020年11月20日より
日本の伝統建築を支えてきた職人たちへの大きな励ましとなりそうだ。
宮大工や左官職人らが継承する「伝統建築工匠(こうしょう)の技 木造建築物を受け継ぐための伝統技術」について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の評価機関が無形文化遺産に登録するよう勧告した。12月に正式に決まる見通しだ。
登録を機に、匠(たくみ)たちの貴重な技を未来へとつなげていく機運が高まることを期待したい。
対象は木工や左官など17分野の技術。瓦屋根、かやぶき屋根、建具、畳などの製作のほか、建物の外観や内装に施す装飾や彩色、漆塗りも含まれる。
全てが国の「選定保存技術」で、京都市に拠点を置く全国社寺等屋根工事技術保存会など14団体が保存団体に認定されている。
奈良・法隆寺などに代表される木造建築は、木や草、土など脆弱(ぜいじゃく)な素材を使って地震などに耐える構造を生み出し、高度な保存修理の技術で維持されてきた。
屋根ふきなどに地域住民が関わることがあり、社会の結束を強める役割を果たしてきた面もある。
残念ながら建築技術や生活様式の変化に伴い、一般住宅で伝統技術が使われることが少なくなり、技の継承は難しくなっている。
例えば、金物をほとんど使わずに、切り込みを入れた木と木をはめ合わせて構築する伝統の「木組み」の技術がそうだ。
事前に工場で木を刻むプレカット工法などに置き変わり、生かす場が減っている。
かやぶき屋根やしっくいの壁も珍しくなり、畳でさえ工場製品に押され気味だ。
神社仏閣の建築や修繕に携わる宮大工も減り、今では全国で100人ほどと言われる。
そんな中、保護すべき世界的な無形文化遺産として伝統建築の技に光が当たる意義は大きい。
若い人たちが改めて日本建築の良さに目を向けるきっかけにもなるだろう。
同時に、国や自治体、伝統建築の関係者は匠の技を保護し、次世代に受け継いでいく責任が、これまで以上に重くなることを忘れてはならない。
伝統の技を保存修理技術にとどめず、住宅の新築などにも生かして職人が活躍する場を増やす。そんな仕組み作りも求められよう。
建築を巡る教育や法規制の在り方も含め、伝統技術のすそ野拡大へ知恵を絞りたい。
2020年11月03日 Tue
古民家から学ぶ木組の家シリーズ
3部作が揃いました。
木組の家づくりの原点は古民家です。
古民家から学ぶ木組の家。
家づくりの歴史から地域性、構法から技術まで、読んで見て楽しく身につく3冊です。
ウエルパイン書店からの絶賛発売中です。
Amazonからも購入できます。電子書籍版もあります。
どうぞお買い求め下さい。
2020年08月23日 Sun
ブログ | プロジェクトレポート | お知らせ | 住まいの相談会・見学会 | 江古田の家Ⅱ
8月20日にライブ配信いたしました「江古田の家Ⅱ」が、無事に上棟いたしました!
これからも時々ご報告させていただきます!