2007年05月10日 Thu
久留里街道から鴨川寄りに少し山間に入ったところに、この家はあります。登録文化財に指定されています。佐藤内閣の時代より大臣を歴任し、政界に名を残した「水田三喜男」氏の生家です。
このあたりは、かつて酪農の発祥地であったといいます。牛小屋のある長屋門が特徴的な古民家です。母屋の架構は、このあたりから君津にかけて同じ架構で大きさの違う家を見かけます。房総の農家の特徴をよく現しています。
この家は城西大学の管理の元、無料で公開しています。城西大学は水田氏が創設者です。
旧水田家
2007年05月09日 Wed
千倉に行くといくつか残っている古い民家を描いてます。この家も軒先がバス停になっている、なかなか雰囲気のある家です。千倉の町の民家には共通の特徴があります。かならず屋根の一方が伸びて、軒先よりも少しさがっているのです。どうやら北側の屋根にそのクセが見られます。どういう理由かわかりません。風のせいでしょうか?日射除けでしょうか?間取りからくるのでしょうか?
バス停のある家
2007年05月02日 Wed
千倉の日曜日は朝市に行きます。玉子や野菜、魚にうなぎの蒲焼、花にお菓子など地元で取れたものが並びます。お魚はピンピン。東京へ帰ってからお刺身や煮物にして食べました。これも楽しみのひとつです。naho
採れたての魚
2007年04月28日 Sat
房総半島を縦断するように久留里街道が通っています。以前は高速が通っていなかったので千倉方面に行く時はこの久留里街道を通らなければ行かれませんでした。
時間をかけて山の中をドライブしたものでした。久しぶりにゆっくり帰ろうと思い、スケッチをしながら懐かしい風景を楽しみました。この時期は田植えが始まりあちらこちらで家族の笑い声が聞こえたりして農家の一大イベントが行われていました。とはいえ、機械が田植えをしているところをみんなが見ている、というようすでした。まあのどかな風景です。
久留里街道
2007年04月26日 Thu
奈穂です。千倉のワインバー「リブロス」でワイン会がありました。いつもお誘いいただいているのに始めての参加です。ベルギービール3種、シードル、ワイン白、赤が出て、次々味わってたくさん呑んでしまいました。お料理も5種類、後から2種類とバイキング形式で出て、堪能してしまいました。リブロスではいつも素敵な出会いがあってお友達がふえるのですが、今回もまた例に漏れず楽しい方々とお知り合いになれました。また千倉に行く楽しみがふえました。
リブロスのワイン会
2007年04月20日 Fri
正面から見た「那須の別荘」模型。伸びやかな和風の建物になります。
ブログ | プロジェクトレポート | 那須の別荘
2007年04月17日 Tue
沖縄で学んでいる娘のところへ行って来ました。この時期のガジュマロはまだ葉がついていなくて、太い幹が力強く存在感を出していました。足元にはかわいい花が咲き、過ごしやすくいい時期でした。
ガジュマロの木
2007年04月13日 Fri
8畳の広さのバスルーム。この建物のメインです。間接光、オーディオシステムで演出します。
外壁が張られて、だんだん建物全体の雰囲気が見えてきました。
内装に力を入れた建物なので、打ち合わせもじつに綿密になります。
最初の平面スケッチから窓のピッチを考えて描いています。方形屋根が姿を現しました。
ブログ | プロジェクトレポート | 軽井沢の別荘
2007年04月13日 Fri
山口県萩市にある材木屋さんが自宅を作るという事で設計を頼まれました。
先代からの付き合いがある材木屋さんで、この地方の松の木を得意とし大きく商売をされています。
伝統的建造物群保存地区に建つので、色々規制があって難しいところもありますが、町並みに合わせ、
風景に溶け込むように、模型で十分検討しました。ワークショップ「き」組ではじめた設計でしたが、
建て主さんのご希望により、当事務所は基本設計、地元の設計会社に実施設計、監理を任せました。
建て方が始まり、山口木造塾の見学会も行われました。
このような仕事の仕組みを【サポート「き」組】として各地で展開できたらいいなと思っています。
基本設計 松井郁夫建築設計事務所
実施設計・監理 堀設計事務所
施工 安成工務店
山 施主支給
撮影 松井郁夫建築設計事務所
写真のような伝統的建物郡保存地区に建ちました。模型をつくって、伝建地区にふさわしい建物を検討しました。
東道路面と南側外観です。
梁組みが見えるフリースペース。階段室を通してリビングルームとつながります。
欅の大黒柱です。吹き抜けのあるリビングもあります。
ブログ | プロジェクトレポート | 萩の家
2007年04月13日 Fri
福島の協和木材に、丸太の買い付けに行きました。
この家の印象を決める大事な梁です。渡辺棟梁の目が光ります。
材木のことなら右に出る者はいません。横田木材の目利き、斎藤さんも一緒に選びました。
さすがに大きくて立派な工場。みんなで見学させてもらいました。
松丸太もすばらしいものを選ぶことが出来ました。刻みも本番にはいります。
ブログ | プロジェクトレポート | 宮原の家
2007年04月13日 Fri
坂の下から見上げる八坂の塔は堂々たるものがあります。街の中に建つその姿は昔から親しまれて来たに違いありません。スケッチをしていたら夕方になり月がきれいに見え始めました。塔と月はよく似合います。
京都・八坂の塔「夜景」
2007年04月12日 Thu
産寧坂からの八坂の塔
産寧坂を歩いていくと八坂の塔が正面に見えてきました。街中にあり庶民に親しまれている五重の塔です。八坂の塔の中に入ると上のほうまで階段で上れるようになっています。太い骨組みが組まれすごい迫力でした。塔の骨組みが見ることができてとても参考になりました。塔の最上部に小さな窓があり街が一望できました。
中を登ると塔の芯柱がうえまで見えるように鏡が設置してありました。芯柱は地面に刺さることなく吊り下げられたようになっていました。五重塔が倒れない構造の秘密がここにあります。
産寧坂からの八坂の塔
2007年04月09日 Mon
八坂のあたりを歩いていたら、石畳のきれいな小路がありました。普通の生活がそこには感じられ、京都の住宅街を垣間見ました。古い家を外観はそのままで、しゃれたレストランに直していたりと、やはり町並みを残そうという姿勢が感じられ、住んでいる人たちがこの町を愛していることを感じました。
石塀小路
2007年04月04日 Wed
研修旅行で京都へ行った時に、産寧坂に行きました。文化庁の定める「伝統的建物郡保存地区」(門前町)になってるだけあって古都の町並みがよく残っています。新しい建物も歴史の町並みに合うように建替えられています。観光客は多いのですが、落ち着いた佇まいで、京都らしい感じがしました。久しぶりに日本の町並みの美しさを満喫しました。
京都・産寧坂
2007年04月02日 Mon
おかげさまで今期も応募者多数で4月の開講を迎えることとなりました。お申し込みの遅れた方には申し訳ありませんがまた来年お待ちしております。どうもありがとうございました。
写真は2期生の田中千勝さんが長野で実践された木組みの家です。ゼミでの勉強がすぐに実践に結びついて生かされた良い事例です。
木組みゼミ 満員御礼となりました
2007年03月15日 Thu
木組みゼミが4月15日から始まります。おかげさまで、今年で4年を迎えます。1期から3期まで、木組みの家を実践したいと考える設計者が、これまでに約40名学びました。なかでも3名の実践者が素晴らしい木組みの家を実際に建ててくれました。松井事務所HPをご覧下さい。http://2022test.matsui-ikuo.jp/news/news-kigumizemi-top.html
木造住宅の設計をよりスキルアップして伝統的な木組みの技術を学たい方に必修の講座です。私家版仕様書のメンバー小林一元、宮越喜彦、風其建設・渡邊隆が講師を務めます。
美術講座もあり、美しい木組みの世界へあなたもどうぞ!