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2006年06月17日 Sat

「さつき」

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奈穂です。
小学校の図工講師をやっています。今日学校へ行ったら満開のさつきの鉢がかざってありました。ふ入りの花がこれでもかと咲き乱れていて、これは描かなければ、と思ってしまいました。きっと誰かが丹精込めて世話をしてきたのだろうなとわかるあざやかな咲き方です。

「さつき」

2006年06月16日 Fri

「山古志村 竹沢の古民家」

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山古志村は日々復旧の槌音が鳴り響いています。しかし、残念なことに村の風景は変貌しています。緑豊かな棚田は、復旧のためコンクリートで固められてしまいます。新しい道路も作られます。そんな中で村人たちの原風景となる古民家が、壊されようとしています。この建物も築130年の100坪近い大きな古民家です。なんとか保存して、山古志村に帰ってくる村民の支えになって欲しいものです。帰ろう山古志へ!

「山古志村 竹沢の古民家」

2006年06月13日 Tue

「検見川の家」上棟しました

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当事務所でもめずらしい本格和風の家です。
「せがい造り」で西、南にせり出した骨組みが見ものです。
小屋には福島で探した松丸太、1階には古材が使われます。
建主さんは、ご自分でも木工が趣味というほど木にこだわりがありご一緒に足を運んで松丸太を選びました。
うりかわにむいた松材や、加工をほどこされた古材が光っています。

せがい造りの家が建ち上がりました。
持井工務店 のみなさん、持井さん、松澤棟梁ご苦労様です。いい仕事をしていただきました。

 

せがい造りの様子が良くわかります。迫力ある架構になりました。
 上棟式。完成まで、けがや事故のないように祈ります。

 

 

 

 

2006年06月10日 Sat

「軽井沢の別荘」床の竹タイルが敷かれました

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床の竹タイルが入りました。このタイルの大きさが、この建物すべての尺度になっています。

2006年06月08日 Thu

「世田谷区岡本・綱島家」

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次男至です。
5月の連休に所員の人たちと花小金井の江戸東京たてもの園に行った時のスケッチです。この綱島家はたてもの園の中でも古民家の魅力を素直に伝える家です。縁側に座り、庭を見ると、遅咲きの桜が舞っていてここちよい時間がやってきました。

「世田谷岡本・綱島家」

2006年06月06日 Tue

「フロッタンの前浜」

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5月の暖かな日、フロッタンのおいしいランチを食べた後、浜に下り、初夏の海を見ていました。小さな花が咲き、草もじゅうたんを敷き詰めたようで、そのまま昼寝をしたいような気持ちの良い午後でした。奈穂

「フロッタンの前浜」

2006年06月01日 Thu

百合丘団地の木々

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4年ほど前に神奈川県・百合丘団地の立替計画のお手伝いをしました。40年前に建られた古い団地です。住んでいる方たちの年齢も高く、愛着のある敷地への思いも強かったので、みんなでワークショップを行い、意見を積み上げて庭づくりの案をつくりました。

5回のワークショップには20名くらいの方が毎回参加されて、一期工事が終わりました。スケッチは古い木が残って散歩道となってよみがえった敷地です。百合の苗を植えて、百合丘を再生しようとしています。
こんなふうに緑を守る機会が増えれば、土地への愛着も消えることがないでしょう。幸せな事例です。

「百合丘団地の木々」

2006年05月30日 Tue

「軽井沢の別荘」内部造作完了

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道路側から見上げた外観です。

 

この建物のメインであるバスルーム。室内全体に敷かれるマットと目地を合わせました。
玄関を入ってまっすぐの眺めです。この後、竹のマットが敷かれます。

2006年05月30日 Tue

「パエリア・パーティー」

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千倉で素敵な方と出会いました。画家の石井崇さんです。スペインで暮らし、きれいな風景や人々の暮らしを描いています。とてもきれいな色で、ユーモラスな素敵な絵です。そして、なんと日本に居るときは館山で自力建設した家に住んでいるのです。ワインバー・リブロスで隣り合わせになって初めて知り合ったのですが、そんなこんなで話が弾み、2日後には石井さんのお宅へおじゃましてしまいました。そして今度はこちらの事務所へも来ていただいたのです。

石井さんは午前中からいらして、スーパーで材料を仕入れお料理にとりかかりました。12時を過ぎる頃には事務所のベランダに机を出しランチタイムとなりました。サラダとパエリア、パンとチーズ、ビールにワイン。ゆったりとしたスペイン流の時間が流れおいしいものと楽しいおしゃべり。一日に5回食事をするスペインの習慣はどういう意味があるのか、など面白い話がたくさん聞けました。パエリアの鍋をいただいたので当事務所のパーティーメニューにしたいと思っています。

石井崇HP

2006年05月26日 Fri

「フロッタン ランチ」

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フレンチのランチは子羊のワイン煮です。コーヒーにデザート、サラダもついて海を見ながらいただくことが出来ます。千倉にお出かけの接はぜひお立ち寄りください。

「フロッタン ランチ」

2006年05月26日 Fri

「安楽寺 国宝・八角三重塔」

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別所温泉にある安楽寺という山寺に、日本では珍しい八角の三重塔があります。八角の屋根は珍しく、桧皮葺の屋根といいプロポーションといい、とても美しい塔です。スケッチを描いていると、すがすがしい気持ちになりました。

「安楽寺 国宝・八角三重塔」

2006年05月26日 Fri

「安曇野 山並み」

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いわさきちひろ美術館の裏の山々です。美術館も早春の山並みも穏やかで、ここにいると優しい気持ちになります。4月の下旬でしたが、まだ桜が咲いていました。

「安曇野 山並み」

2006年05月24日 Wed

「安曇野 いわさきちひろ美術館」

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長野県・丸子へ行ったときに少し足を伸ばして寄ったのが、いわさきちひろ美術館です。
第一印象は、山並みに沿って建てられた屋根の建築という感じでしょうか。建物が見たくてぜひ行きたかったのですが、周囲と一体になった外観と快適な内部空間の建物でした。

「安曇野 いわさきちひろ美術館」

2006年05月22日 Mon

「白井晟一自邸」

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事務所の近くに有名な建築家・白井晟一の自邸があります。石のようなテクスチャーのコンクリートで囲まれた閉鎖的な建物ですが、クスノキの大木が象徴的です。新芽を吹いて青々した木を描きたくて筆をとりましたが、建物の素材感が不思議な調和を保っています。

「白井晟一自邸」

2006年05月21日 Sun

白井晟一のアトリエ

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自宅の裏通りの木造のアトリエです。大きな屋根の下にワンルームのアトリエがありますが、現在は住まいとなっているようです。神殿のような柱の扱いが見事です。レンガの塀も韓国を思わせるドンバイ塀のようで素敵です。

白井晟一のアトリエ

2006年05月20日 Sat

New HOUSE

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出版社=ニューハウス出版 / 950円

再架構の家」が取り上げられました。「木の温もりに包まれた家」という特集の中で、紹介されています。 130年以上の年月を前の家で支えてきた古材たちを、もう100年生かそう、という熱意が建主さんにも設計者にもあったからこそできた家です。