プロジェクトレポート
2016年02月25日 Thu
ブログ | プロジェクトレポート | 深大寺の家 | 松本城のみえる家 | 佐倉の平屋
2015年に竣工した家を、3件作品集に追加しました。
http://2022test.matsui-ikuo.jp/works/
2015年は平屋、省エネ、寒冷地と、違った空気感の家を設計しました。
木組の伝統構法を守りながら、温熱環境に力を入れ
暑さ寒さを取り除いた木造建築を目指しました。
構造協力に木組みのメンバーを迎え、より一層スッキリと整理された骨組みで
住み継ぎながら、長く快適に過ごしていただけます。
住む場所、住む人によって、家は形を変えるものだなと、改めて感じた2015年でした。
(木村)
2015年11月02日 Mon
ブログ | プロジェクトレポート | 深大寺の家
先週末の「深大寺の家」完成内覧会は快晴で、
たくさんの方々にお越しいただき、
木組ゼミの受講生を中心に、
新潟や能登からもプロの方々がお見えになりました。
24坪の小さな家ですが、風の流れや太陽のまわり方を計算して、
建物を配置し、小さな吹き抜けを設けました。
窓の断熱性能を上げ、太陽光発電を搭載し、
エアコンによる床下暖房によりエネルギーの効率を上げました。
松井事務所の建物の中でも、温熱性能の高い木組の家になっているのは、
これからの地球環境を見据えてのことです。
もちろん架構は、無垢の木による伝統構法です。
吉野産の杉を使い、手刻みによる貫と足固めの壁、
仕上げは自然素材の漆喰壁です。調湿に優れた素材は、快適な室内を造ります。
建て主様ご家族には、これからの寒い季節を、
温かく過ごしていただけると思います。
建て主様のご厚意に感謝し、
お運びいただいた多くの皆様に御礼申し上げます。
設計:松井郁夫建築設計事務所
構造協力:小林一元建築設計室
施工:キューブワン・ハウジング
2015年10月22日 Thu
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「深大寺の家」が完成し、建築基準法の検査も終わりました。
あとは、25日の内覧会とお引き渡しです。
小さくても、広々と感じて心地よく暮らせるように、
随所にさりげない工夫を施してあるのですが、
たぶん、言わないと誰も気づかないでしょう(笑)
内覧会へのお越しをお待ちしています。
<匠>
2015年10月13日 Tue
ブログ | プロジェクトレポート | 深大寺の家
調布市深大寺に、吉野木材を使った「深大寺の家」が完成しました。
コンパクトなL字の間取りの木組の家です。
光や風の回りを計算し、小さな吹き抜けのある延床24坪の家です。
窓の断熱性能を上げ、太陽光発電と床下エアコン暖房による、エネルギー効率の向上を目指しました。
伝統の木組と省エネルギーの融合をご高覧ください。
当日は皆様のお越しをお待ちしております。
開催日時:
2015年10月25日(日)
11:00~16:00
対象:家づくりをご検討の方・本年度「木組ゼミ」受講生
「深大寺の家」建物データ
小さな木組の省エネタイプ
1F 40.39㎡ 2F 38.74㎡
延床面積 79.13㎡(23.04坪)
構造材 吉野杉・桧(手刻み)
外壁 土壁風藁入モルタル
内壁 漆喰塗り
開口部 アルミ樹脂複合サッシ
断熱材 ウッドファイバー、GW
設計:松井郁夫建築設計事務所
構造計算:小林一元建築設計室
施工:キューブワン・ハウジング
山:吉野中央木材
2015年08月27日 Thu
ブログ | プロジェクトレポート | 深大寺の家
前回リビングに錆丸太が立った「深大寺の家」ですが、いよいよ二階屋根野地板が貼られました。
「深大寺の家」はL字なので、写真はちょうどL字の部分です。
近未来的なアートのような雰囲気ですが……伝統構法木組の家です。
一歩引いてみると、天井らしさが現れます。
素材は杉の無垢板です。色合いがまちまちで綺麗ですよね!
うちでは普段屋根の垂木を見せているのですが、今回は断熱性能を上げる工夫で、新しい屋根を考案しました。板張りも、こうして見ると新鮮な美しさがあります。
板と板の合わさる3㎜の目地がピシっと揃っていて、これはもう棟梁の永田さんの腕が素晴らしい証拠です。
外壁も下塗りが終わりました。
このままでもいいくらいの雰囲気ですが、これから仕上げの藁入モルタルが塗られます。
今日は家具屋さんが来て、棚や下駄箱を設置してくれました。
かわいらしい下駄箱が玄関に置かれます。
完成は10月末です。乞うご期待ください!
2015年07月28日 Tue
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毎日暑い日が続き、夏らしくなってきました。
猛暑の中、精密な仕事してくださる大工さんたちのお陰で「深大寺の家」も着々と進んでいます。
居間には錆丸太を採用しました。
錆丸太とは、杉の木をカビさせて模様を付けている柱のことです。
趣ある柱になっていると思いませんか?
そして、床板貼りも始まりました。
床板が貼られると、やはり家らしさが増すように思います。
生活が始まると艶が増し、しっとりと落ち着いてくるのも無垢の床板の魅力です。
外壁工事も進み、そろそろ左官がはじまります。
どんな顔になるか、たのしみですね。
2015年06月02日 Tue
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先日行われた「深大寺の家」構造見学会は、
真夏のような暑さの中で行われましたが、
木組ゼミ生や一般の方でたいへん賑わいました。
皆さん「木のいい香りがする」「安心感のある造り」と
楽しんで見学してくださいました。
構造見学会は、木組みの家の特徴である
貫と足固めでつくる、丈夫で美しい架構を見ていただけます。
大工さんの叡智である「継手仕口」は、いつも壁の中に隠れてしまうのです。
もったいないけど「粋」ですね。
今のうちにじっくり見ていただきました。
見学会に来てくださった皆様に改めて御礼申し上げます。
<匠>
2015年05月18日 Mon
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東京都深大寺に、木組の家が上棟しました。
コンパクトな造りながら、のびのびとした明るい家です。
伝統工法の「骨」と優れた温熱性能の「外皮」で、
地震に強く、省エネルギーの住まいを実現します。
吉野の自然乾燥材を使った「本物の家」を見に来ませんか?
骨組みの美しさが「き」組の家の特徴です。
構造見学会は、架構をじっくりご覧いただける機会です。
みなさまお誘い合わせの上、ぜひお越しください。
開催日時:
2015年5月30日(土)
10:00~16:00
対象:家づくりをご検討の方・本年度「木組ゼミ」受講生
「深大寺の家」データ
省エネルギーの小さな木組の家
1F 40.39㎡ 2F 38.74㎡
延床面積 79.13㎡(23.04坪)
構造材 吉野杉・桧(手刻み)
外壁 土壁風藁入モルタル
内壁 漆喰塗り
開口部 アルミ樹脂複合サッシ
断熱材 ウッドファイバー、GW
設計:松井郁夫建築設計事務所
構造計算:小林一元建築設計室
施工:キューブワン・ハウジング
山:吉野中央木材
2015年04月17日 Fri
ブログ | プロジェクトレポート | 深大寺の家
東京都調布市で「深大寺の家」がはじまります。
小さなお子さんのいるご家族のための、コンパクトでものびのびと暮らせる明るい家です。
吉野の天然乾燥材を使った無駄のない木組の架構と、優れた温熱性能を備えた、これからの木の家です。
設計は松井郁夫建築設計事務所、施工はキューブワン・ハウジングです。
下小屋では刻みがはじまっています。
構造見学会は5月30日を予定していますので、
ぜひ木組の家の醍醐味をご高覧ください。
詳細は追って当ページでお知らいたします。