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2017年07月12日 Wed

本と暮らす「阿佐ヶ谷の家」を事例集にUPしました

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ワークショップ[き]組の事例集に、本と暮らす「阿佐ヶ谷の家」を掲載しました。詳しくはこちらから。http://kigumi.jp/works/%E9%98%BF%E4%BD%90%E3%83%B6%E8%B0%B7%E3%81%AE%E5%AE%B6

2017年07月10日 Mon

古民家再生ゼミ講評会

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「古民家再生ゼミ」最終日は、川崎民家園で実測した「伊藤家」を宿泊施設に改修するという設定で、受講生のみなさんに発表していただきました。

耐震補強はもちろん温熱環境の向上を目指すという難しい課題でしたが、力作揃いでした。

今回は少人数なのでじっくり講評に時間をかけ、構造に詳しい「き」組メンバーの山中さんにお願いして、計算ソフトを使うときの留意点など解説していただきました。

受講生からは、「コンピューターに任せっぱなしは、いけないですね。」と反省の弁も聞かれました。

オブザーバーに、政策投資銀行の方を迎えていましたが、次は古民家利活用の事業化の話も伺おうということになりました。

日本中に残る多くの古民家を利活用することで、貴重な財産を取り壊しから守りたいですね。

 

 

2017年06月27日 Tue

「東馬込の家」をワークショップ「き」組の事例集に加えました

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「東馬込の家」の事例写真をワークショップ「き」組の事例集にアップしました。

詳しくはこちらからどうぞ

東馬込の家(パッケージプラン)

2017年06月23日 Fri

「井の頭の家」木材検査に山に行ってきました。

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松井事務所では、木材を山から直接買っています。

木材の適正な価格を山に戻すことで、植林を促してほしいからです。

「井の頭の家」の建主さんと一緒に、静岡県の天竜の山に出かけて検査と選別をしました。

大工さんを連れて、どの木をどこに使うか「番付」を打ってきました。

木組の家に使うことができるのは、天然乾燥の木材です。山で伐る木は、夏の終わりから水を吸い上げなくなったころに伐り倒し、春先まで枝葉を付けたまま斜面に放置して水分の蒸発を待って降ろします。「葉枯らし乾燥」と言います。

バーコードは、木の生えていた場所や伐採日から出荷日までの履歴データです。つまり、生まれも育ちもわかる木です。

どの木も、色艶や杢理も素晴らしく、美しい素材です。中でも約25%くらいまで含水率の下った木を選びました。

これから、手刻みが始まります。上棟が楽しみです。

天龍木材検査

天龍木材検査

桧 含水率14.5%

桧 含水率14.5%

バーコードに履歴データ 

バーコードに履歴データ

 

 

 

2017年06月23日 Fri

「井之頭の家」地下駐車場工事が始まりました

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「井之頭の家」は敷地の高低差を活かして、地下に駐車場をつくります。

コンパクトな建物ですが、駐車場を入れると総3階建てになります。

現在、土を取り出して防水工事を行っています。

これから、コンクリートの躯体に断熱材を打ち込み、熱損失を防ぎ、夏涼しく冬暖かい家にします。

少しずつですが、駐車場の姿が見えてきました。

地下駐車場工事進行中

地下駐車場工事進行中

2017年06月22日 Thu

古民家再生ゼミ 実測調査を行いました。

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古民家再生ゼミで川崎民家園の「伊藤邸」を実測しました。

詳しくはこちらをご覧ください。

実測調査中

実測調査中

古民家再生ゼミ「実測調査」

2017年06月07日 Wed

「中落合の家」木組の家が始まります。

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事務所にほど近い中落合の閑静な住宅街に「木組の家」が始まります。

3世代の住む、おおらかな間取りです。詳しくはこちらからどうぞ。

「中落合の家」始まります。

2017年05月29日 Mon

「東馬込の家」内覧会は盛況でした

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き組の標準化された「プロトタイプの家」の内覧会が盛況のうちに終了しました。

皆様ありがとうございました。

「東馬込の家」内覧会盛況でした

2017年05月17日 Wed

「井之頭の家」地鎮祭

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地鎮祭

地鎮祭

井之頭の家 軸組模型

井之頭の家 軸組模型

「井之頭の家」の地鎮祭を執り行いました。

長い時間をかけて、住まい手さんとともにつくりあげた、暮らしの夢が実現します。

地下駐車場を含む32坪のコンパクトながら、庭とデッキを持つシンプルで気持ちのよい家です。

土地の神様に安全を祈願して、いよいよ着工です。

2017年05月06日 Sat

「東馬込の家」内覧会のお知らせ

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高山邸内覧会

「東馬込の家」内覧会

造園工事中

造園工事中

最もシンプルで省エネタイプ・燃えしろ設計の「木組のプロトタイプ」の家が竣工いたしました。

当日は建主様のご厚意で内覧会を開催いたします。お申込みは「き」組サイトから。

http://kigumi.jp

2017年05月03日 Wed

浜田山の家Ⅲ模型納品

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兒玉邸模型

「浜田山の家Ⅲ」模型

一階内部

一階内部

浜田山の家Ⅲは、民家のような佇まいをテーマに設計しました。

南側の表通りから見える「せがい造り」の姿を、建主さんに見ていただきたくて、模型を納品しました。

内部も作り込み、図面ではわからない空間の様子をご説明いたしました。

模型を覗き込むと、架構の模型ではつかめない、暮らしの様子が見えてきます。

本物の建物が完成するまで、楽しみに待ったいただけるとありがたいですね。

 

2017年05月02日 Tue

「東馬込の家」メンテナンスガイド

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「東馬込の家」のお引渡をしました。

木組のプロトタイプにして、燃え代設計、UA値0.46 C値0.5 省エネ等級G2レベルの住宅です。

「メンテナンスガイド」をご説明して、木のいえと長く付き合っていただいております。

詳しくは、「き」組のサイトから。http://kigumi.jp/blog/

2017年04月29日 Sat

2017古民家再生ゼミ5月開講

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2017 古民家再生ゼミ

2017 古民家再生ゼミ

古民家の再生利活用は、時代の要請となりました。

内閣府が昨年3月から施行した「明日の日本を支える観光ビジョン」に古民家戦略は位置づけられています。

今後ますます古民家のリノベーション技術は全国で必要となってきます。

本講座では、古民家の歴史変遷から構造の特徴、地域性の違いを学び、実測調査を行います。

実測した古民家の利活用の設計を課題として、発表していただきます。

古民家再生を実践することで、本来の日本の家づくりの基本を習得できます。

伝統的な木の家を目指す方には、すぐに役立つスキルを身に着けることが出来ます。

5月13日に開講します。まだまだ募集中です。

これからの再生理論と技術を身に着けたい古民家の好きな実務者におすすめです。

2017年04月29日 Sat

270年前の古民家が蘇ります

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木之本の古民家再生

木之本の古民家再生

木之本の古民家再生・小屋裏

木之本の古民家再生・小屋裏

滋賀県長浜市木之本に建つ江戸中期の町家が蘇ります。北国街道に面した、由緒ある旧家です。

ご相談を受けてから足掛け3年の歳月を経て調査と設計が完了しました。

いよいよ270年前に建てられたという町家(商家)の再生工事の始まりです。

約75坪もの大きさの平屋です。元の屋根は板葺きでした。その上に勾配を変えた屋根を掛けて瓦を葺いています。

長い年月の間に、町家は隣のビルにより掛かるように傾いています。昭和の時期の鉄骨の補強もはずし、まずは垂直に立て起こす事から始めます。工期は2年を見込んでいます。

調査では、床下や屋根裏を調べました。石場建てに壁の少ない架構です。限界耐力計算を川端設計にお願いして、耐力要素をバランスよく配置しました。

展示場を併設した住宅になります。むかしの柱梁のままに、現代的な暮らしに沿った間取りを持ち、吹き抜けやロフトを支える古材の丸太組が醍醐味です。

古民家再生で、温熱環境の向上を図ります。断熱・気密を図り、計算によって省エネルギー基準をクリアしました。冬は床下に温風を吹き込みます。

施工は、地元で社寺を中心に活躍する橋本工務店が担当します。

北国街道・木ノ本宿の町家として町並みに溶け込み、伝統の技と現代の技術でいまの暮らしをつくり、懐かしい未来を実現する古民家再生にご期待ください。

2017年04月25日 Tue

「東馬込の家」完成間近

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「東馬込の家」のお引渡前の一手間です。こちらからご覧ください。

東馬込の家

東馬込の家

「東馬込の家」完成間近

2017年04月19日 Wed

浜田山の家Ⅲ 始まります

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浜田山の家Ⅲ木組の模型

浜田山の家Ⅲ木組の模型

浜田山の家Ⅲアイディアスケッチ

浜田山の家Ⅲアイディアスケッチ

民家のような丈夫な架構と深い軒。

浜田山の家Ⅲは、日当たりの良い敷地に、南を大きく空けて伸びやかに建ちます。

山歩きがご趣味のご夫婦は、麓に建つ古民家の佇まいに惹かれると言います。

そこで終の棲家は、心地よい民家暮らしがいいのではと考えました。

とはいっても、快適な現代生活を送る住まいをつくることに変わりはありません。

伝統的な木組でかつ温熱性能向上を目指し、冬暖かく夏涼しい家をつくります。

せがい造りという二階が一階よりせり出した、木組でなくては造れない架構です。

懐かしくてあたらしい民家のような住まいです。