年間アーカイブ

2019 | テスト_松井郁夫建築設計事務所 - Part 2

2019年06月24日 Mon

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「野田の平屋」軸組模型ができました

「野田の平屋」の軸組模型ができました。

丈夫な架構を支える地震に強い、門型フレームと足固め折置組のシンプルな軸組です。

居間では象徴的な大黒柱が力強く家族を支えています。

何世代にも渡る生活の変化にも対応できるように、間取りと架構を一致させ、長寿命の木組の家を目指しています。

大きな一枚屋根の下、ご家族の、のびのびとした生活を思い浮かべながら、実施に入ります。

 

 

 

 

2019年06月18日 Tue

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吉祥寺の家Ⅳ

吉祥寺の家Ⅳ

通りにわリビングの家

サンプルサンプルサンプルサンプルサンプルサンプルサンプルサンプル

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所在 東京都武蔵野市
構造規模 木造2階建
敷地面積 149.28㎡(45.16坪)
建築面積 59.49㎡(18.00坪)
延床面積 109.06㎡(32.99坪)
建築費 3672万円
設計監理 松井郁夫建築設計事務所
施工 キューブワン・ハウジング
竣工 2017年2月
建ぺい率 39.85%
容積率 73.06%
地域地区 第1種低層住居専用地域
防火地域 法22条地域
構造材 天竜杉
床板 天竜杉 厚15mm
外壁仕上 土壁風藁入りモルタル
断熱材 高性能グラスウール16K 75mm
内壁仕上 漆喰塗・ラスボード下地
開口部 アルミサッシ(ペアガラス)

2019年06月17日 Mon

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さくらさくみらい保育園+共同住宅

さくらさくみらい保育園+共同住宅

サンプル

待機児童問題が問題となっている中、松井事務所も保育園事業をお手伝いすることができました。

1・2階が0〜5歳児までの保育園、3階は保育士さんのための共同住宅です。

保育園に通うお子様が自然素材に触れ、のびのびと育つことができるように願い、外部の木製ランダムルーバーや内部の木フレーム・フローリングなど、積極的に木質化をして、木の温かみを感じられる空間を目指しました。

RC造の建物ですが、自然素材に包まれた保育園が完成しました。

所在 東京都中野区
構造規模 RC造3階建
敷地面積 429.23㎡(129.84坪)
建築面積 313.04㎡(94.69坪)
延床面積 805.99㎡(243.81坪)
建築費 3億3600万円
設計監理 松井郁夫建築設計事務所
アラマタマコト設計室
施工 白石建設
竣工 2019年4月
建ぺい率 72.93%
容積率 265.60%
地域地区 近隣商業地域、第1種低層住居専用地域
防火地域 防火地域、準防火地域
構造材  RC
床板 桧 厚15mm(吉野中央木材)
外壁仕上 RC外壁用湿式外断熱システム「エコサーム」
仕上げ:グラニュール
一部RC打ち放し仕上げ・クリア撥水剤塗布
木製ルーバー:桧無地
断熱材 RC外壁用湿式外断熱システム「エコサーム」70mm
内壁仕上 薄塗り漆喰・石膏ボード下地
開口部 木製建具、アルミサッシ(ペアガラス)

2019年06月12日 Wed

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鎌倉古今

鎌倉古今

山懐に包まれたホテル&レストラン

鎌倉の奥座敷二階堂の山間に残る安政2年(168年前)の古民家をレストランに。

両脇に建てられた昭和の数寄屋と蔵を宿泊施設に再生しました。

2室だけの小さなホテルですが、アメニティの充実した心地よい一夜をご提供しています。

イタリアンのランチだけの利用もあります。

ここから始まる、鎌倉観光。古民家の魅力をどうぞご堪能ください。

所在 神奈川県鎌倉市
構造規模 木造2階建
敷地面積         –
建築面積         –
延床面積 332.944㎡(100.71坪)
建築費 8800万円
設計監理 松井郁夫建築設計事務所
施工 芙蓉建設
竣工 2018年12月
建ぺい率         –
容積率         –
地域地区 第1種低層住居専用地域
防火地域 指定なし
構造材 古材
床板 桧 厚15mm
外壁仕上 板壁部:下見板補修,古色塗り
土壁部:漆喰塗り
断熱材 高性能グラスウール16K 80~100mm
内壁仕上 漆喰 一部 既存土塗り壁補修
開口部 木製建具 一部 既存建具補修

2019年06月10日 Mon

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八王子の古民家再生

 

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八王子の古民家再生

明るく温かい古民家再生

東京都八王子に残る明治44年築の古民家です。

元は農家で、茅葺きでした。

暗くて寒いので、改修して終の棲家にしたいとの依頼で、

耐震改修はもちろん、「高ハッポウ」という屋根に窓を開け、明るい室内を実現しました。

断熱材を充填して、床下エアコンに薪ストーブを設置しました。

温熱環境は、HEAT20にG2レベルに達しています。無暖房で15度を下回らない家です。

明るくて暖かい家は、さらに100年生きる新しい古民家となりました。

所在 東京都八王子
構造規模 木造3階建
敷地面積 3000㎡(907坪)
建築面積 157.18㎡(47.54坪)
延床面積 360.54㎡(109.06坪)
建築費 6600万円
設計監理 松井郁夫建築設計事務所
施工 キューブワンハウジング
竣工 2019年5月
建ぺい率 00%
容積率 000%
地域地区 第一種住居地域
防火地域 準防火地区
構造材 古材
床板 栗 厚15mm
外壁仕上

土壁風藁入りモルタル

焼杉板厚15mm

断熱材

壁フェノバボード63mm

屋根グラスウール300mm

内壁仕上 漆喰塗・土壁藁入り
開口部 アルミサッシ(ペアガラス)

2019年05月28日 Tue

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雑誌住む。「鎌倉古今」掲載されました。

6月21日発売の雑誌「住む」夏号に「鎌倉古今」の取材記事が掲載されました。

レポーターは旅行随筆家の山口由美さん。伝統構法の仕組みにまで踏み込んだ取材でした。

山口さんの鮮やかな文章ときれいな写真が魅力です。

同じ夏号に友達の記事もたくさん載っています。

日影さん、風紀建設、若原さん、大橋さん、迎川さん、内田さん、皆さん頑張ってますね。

書店でお手にとってご覧ください。

鎌倉古今

2019年05月24日 Fri

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「野田の平屋」始まります

ワークショップ「き」組ではすでにお知らせしましたが、

千葉県野田で、小さな平屋の家が始まります。場所は「花野井家住宅」の隣の敷地です。花野井家住宅は故・田中文男棟梁が復元した茅葺きの農家です。

「日本建築セミナー」という講座で田中文を棟梁に教えていただいたのは、30年前でしょうか?とにかく怖い棟梁で、設計者嫌いでしたが、宮脇檀さんやその他の設計者との共同で数々の名建築と名言を残しております。

inax.lixil.co.jp/Culture/1998/12word.html

口癖は「木造は軸組だ!」と架構の重要さを常に語っておられました。というか、怒られてました。(笑)

晩年は、コンペの審査員をご一緒させていただき、更に薫陶を受けました。最後にいただいた言葉は今でも忘れません。珍しく褒めてくれたからです。

そんな棟梁の隣で建てられることで、とても緊張しております。

木造は軸組だ!と架構の大切さを教えてくれました。
野田の平屋外観模型
シンプルな内部の架構と間取り

2019年05月14日 Tue

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「漢方の本陣」内覧会報告

一般公開に先駆けて、滋賀建築士会湖北部会の見学会を開催しました。

その後、長浜に会場を移して「古民家への道」と言うタイトルで、古民家に学ぶ木組みの家づくりの講演を行いました。

引き続き工事は続きますが、5年の歳月をかけた古民家再生の出来は上々です。

竣工写真を撮るまでのチラ見でした。

リビング・ダイニングの吹き抜け
ロフトの観覧席 下にはグランドピアノが置かれます

2019年05月08日 Wed

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「八王子の古民家再生」内覧会

GWの10連休最終日にもかかわらず、およそ30人の方が内覧会に足を運んでいただきました。

都内でも八王子の小高い山に囲われた緑豊かなところです。

みなさま、遠路はるばるありがとうございました。

屋根に開けた「ハッポウ」窓から一階まで届く、光あふれるダイナミックな吹き抜けをご満足いただけたでしょうか?

5月10日のお引渡しまでに外構を仕上げて、5年間の設計監理を終えます。

明治44年築(168年前)の建物が、さらに長く愛されて生き続けるように、余分なものを造り付けない、民家本来の架構と間取りを継承しました。

工務店の担当者や職方さんありがとうございました。

建主様のご厚意に感謝します。

西側外観、格子戸を残しました
小屋裏は茅葺きのサス構造を残しました
3階分の吹き抜け
吹き抜けのTV台
吹抜の小窓から
図面担当の長男・匠も岐阜から駆けつけました
古民家再生ゼミのOGたち 美女軍団も駆けつけました(笑)
薪ストーブも設置されました

2019年04月27日 Sat

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「八王子の古民家再生」完成

外観
吹き抜けいっぱいの光

吹き抜けのリビング・TV棚
キッチンカウンター・床下エアコン
ストーブコーナー
座敷

ベットルーム・ヘッドボード

廻り階段

小屋裏
アイディアスケッチ
初回案(基本設計)

2019年04月25日 Thu

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「漢方の本陣」吹抜けの足場がとれました

追い込みに入っていた「本陣」の吹き抜けの足場が取れて、全容が姿を現しました。

あと少しで完成です。乞うご期待!

リビングよりロフトを望む
手摺と古い神棚がつきます。
南の光が吹き抜けいっぱいに注ぎます。

2019年04月20日 Sat

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「漢方の本陣」追込です

5月11日の滋賀県建築士会の見学会と講演会を控えて、工事の追い込みに入っています。

メールのやり取りで現場の様子を見ていましたが、壁の仕上げに入る前に架構の様子を確かめに行ってきました。

ここで決めておかないと、やり直しの効かない段階に入ります。

現場で、いくつかの指示を済ませてとんぼ返りの監理でしたが、これで最終仕上げまで、大丈夫でしょう。

現場の大工さんたちは、よくやってくれてます。感謝!感謝!

一般公開はまだ先ですが、とりあえず建築士会の皆さんに見ていただければ、午後の講演会にも、話が弾みます。わたくしも楽しみにしております。

古民家の再生の理論と技術について、耐震+エコ改修の家づくりのお話をさせていただきます。

「むかしといまをみらいにつなぐ」「本物は本来のもの」は、松井事務所の理念です。

リビングの吹き抜け足場が取れれば大空間

ロフトに設置する神棚
出窓のデスク
天井の高い廊下
ロフトに上がる階段
個室の高窓
個室の梁
玄関の石貼り床
飾棚を決める
ステンレス仕様のオリジナルキッチン

2019年04月12日 Fri

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「八王子の古民家再生」内覧会のチラシができました

お申込みは松事務所まで。ok@matsui-ikuo.jp 地図を送りいたします。

2019年04月11日 Thu

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古民家再生・内覧会のお知らせ

5年の年月をかけて取り組んでまいりました「八王子の古民家再生」が竣工となりました。

暗くて寒かった明治時代に建てられた茅葺きの古民家を、明るくて温かい住宅に改修し

「終の住まい」としました。

耐震は石場建てのまま、エアコン一台を床下に吹き込み暖冷房します。

地震に強く、温かい「耐震エコ改修」の古民家再生事例です。

このたび建主さんのご厚意で・内覧会を催すことになりました。

古民家の再生にご興味あるみなさんのご参加をお待ちします。

2019年5月6日(月・祭日)12時より17時まで現地でお待ちします。

お申込みは、松井事務所のメール ok@matsui-ikuo.jp からお願いいたします。

追って地図をお送りいたします。

外観 タカハッポウという屋根裏窓が付きました。
小屋裏
タカハッポウからの美しい光
旧家の煤竹を再利用
古い格子の建具を使って、むかしの外観を再現
階段前の新しい格子戸
工事中のキッチンカウンター
工事中の下足入
工事中のTV台

2019年04月04日 Thu

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長浜の講演会のお知らせ

滋賀県長浜市木之本の270年前の古民家再生「本陣」が、竣工します。

5月11日に、滋賀県建築士会の見学会と講演会を行います。

一般見学会は別日になりますが、午後の長浜で行われる講演会は参加自由です。

お近くの方はどうぞこの機会に、古民家から現代木組の流れをお聞きください。

建物の一般公開日は、おってお知らせします。

2019年03月31日 Sun

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漢方の本陣 佳境です

5月11日の内覧会に向けて、いよいよ仕上げ工事の佳境に入ってきました。

16センチの傾斜を直して、ここまで来るのに多くの時間を要しましたが、少し先が見えてきました。

リビングの吹き抜けとなる大空間の足場が取れることを、楽しみにしております。

今回のエアコン一台で温める温熱計画のために、吸気と排気のコントロールを入念に打ち合わせしました。

見えない空気のコントロールは、難しいのですが、住まい手にとっての心地よさを提供するために大切です。

夏見さんにお願いしている換気扇やフアンもついて、難関をクリアしたいと思います。

ダイナミックな木組みの良さをそのままに、暖かな古民家を次の世代に伝えます。

温熱計画の解説をする夏見さん
夏見さんの温熱計画スケッチ
新しい個室の間仕切り
かつての通り土間に挿入

施工図
現場で臨機応変変更します

足場が取れれば、大きな吹き抜けのリビングが現れる
この大空間でもエアコン一台で温めます