プロジェクトレポート
2021年08月19日 Thu
事務所開設から36年になりました。
都市計画から転身して、元大工棟梁のもとで伝統構法を学び、木の家を設計する事務所を立ち上げたのは、ちょうど30歳のときです。
阪神大震災や東北大地震を経て、木造住宅の実大実験に参加させていただき、耐震性について学びました。
その後『木造住宅【私家版】仕様書』の執筆や、山と職人と住まい手をつなぐ『ワークショップ「き」組』の活動を通して、
日本の民家に学んだ知恵や工夫を発表してまいりましたが、今回その実例をまとめた「仕事集」を発行することになりました。
「美しい木組の家」―いつか古民家になる―
「古民家再生のみらい」―むかしとみらいをつなぐ―
の2冊です。
木造住宅のつくり方について、「伝統が進化した形」で新しくお見せできると思います。
10月1日に発行の予定です。ただいま編集中ですので、しばらくお待ち下さい。