プロジェクトレポート
2017年11月02日 Thu
遅ればせながら、「漢方の本陣」の由来を公開致します。
この建物は、270年前にあった大火のあとの建築と言われています。
江戸時代には、参勤交代の大名が木之本宿で宿泊する時に、この家にお姫様が泊まったとという正真正銘の「本陣」です。
それが証拠に某藩が連れていた「ウミガメ」が途中で死んだので、本陣で預かったという話があり、その剥製が飾ってあります。
また代々、漢方薬を商っていましたので、そのことと合わせて「漢方の本陣」と呼ばれるようになったようです。
明治時代には、薬剤師第一号の免状を取得しています。
ご紹介が遅くなりましたが、これが「漢方の本陣」の由来です。
調査、設計から3年。従前の温湿度を計測しながら、いよいよ再生工事が始まります。