プロジェクトレポート
2007年11月05日 Mon
ブログ | プロジェクトレポート | 那須の別荘
建主さんからは日本建築の美を追求してほしいという依頼を受けました。
入母屋の屋根の美しさと連続した和室の開放感で本来の日本建築の美しさを引き出しました。
斜面地なので、清水の舞台のような懸け造りになっています。
施工は、「宇都宮の民家再生」「樹林の茶室」でお世話になった工務店、山装さん。
見事な仕事で、素晴らしい出来栄えになりました。竣工おめでとうございます!
設計 ㈱松井郁夫建築設計事務所
施工 ㈱山装
撮影 奈良岡 忠、松井郁夫建築設計事務所
夜はライトで木を照らして趣を添えます。
玄関。砂利洗い出しの広い土間です。玄関ホール。左が和室です。天井からのトップライトが活きました。
ホールの右は台所と寝室に続きます。建具の横格子もシャープにきまりました。
床の間のある和室。机もデザインしました。
縁側から陽光がさんさんと射します。外を見るとまるで空中に浮いているようです。
納戸には書籍がたくさん入れられるよう大きな棚を置きました。
板張りもきれいに仕上がったお風呂。窓から那須の山が望めます。