プロジェクトレポート
2007年01月17日 Wed
美味しいものを食べたときには、必ず美味しいと言うことにしています。
美味しいものを尊敬しているからです。
先日、京王プラザホテルで催された『天乃川「純米酒 蔵元の会」』に事務所一同で招待され、
ぼくは普段あまり着ないスーツを纏って参加させてもらいました。
福井県を代表するお酒「花垣」の社長で、所長の同級生である南部さんが用意してくださった席です。
部屋に入るとまず利き酒をしました。南部さんが蛇の目猪口にお酒を注いでくれます。
大吟醸から始まって有機純米吟醸、無濾過生原酒と呑み進みました。
ぼくは毎回きちんと美味しいと言いました。と同時に「これほどの贅沢は今後もそうはあるまい、今年は幸先がいいな」と思いました。
料理には一品ずつ種類の違う「花垣」が注がれました。
その日の料理は板長さんが福井の蔵まで行き、試飲をした上で「花垣」に合う料理を拵えたという気の入れようで
個々のお酒にぴったり合った料理が運ばれてきました。もちろんそれにも毎回ちゃんと美味しいと言うのは忘れませんでした。所長と奈穂さんは食べながらも携帯した絵の具で料理を描いていたので、料理が冷めていましたが、白子の蟹味噌仕立ては冷めても美味しかったようです。
至福に包まれ感動しながら食べていると南部さんが、じゃんけんに勝った人に高級蛇の目猪口を差し上げますと言いました。じゃんけんというものに勝ったことは思い出す限りほとんどありませんでしたが、この日は勝ち残り、お猪口を手に入れました。
後厄であった昨年を乗り越えた自分に、今年が微笑みかけたようでした。
南部さんどうもありがとうございました。
今年はますますたくさんの美味しいものと出会えますように。
所員 松井匠