日記

2011年09月26日 Mon

布川典子クラフトフラワー展

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友人の布川さんが、吉祥寺で展覧会を行います。 お近くの際にはぜひご来場下さい。

2011年08月01日 Mon

あきる野の家・再訪

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久しぶりに「あきるの家」を訪れました。
8年たって外部も落ち着いて、すっかり自然の中になじんでいました。
裏山の木を伐って造った、足かけ5年をかけた民家再生です。

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2011年07月29日 Fri

「井土ヶ谷の家」高窓

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「井土ヶ谷の家」の越屋根に窓が入りました。
室内の熱気は、屋根なりに昇ってこの窓から抜けていくので、夏でも二階で涼しく過ごせます。
「き」組の家に一年点検に行くと、みなさんエアコンをほとんど使わずに生活されています。
深い軒による日射の調節、風通しの良さ、漆喰の調温湿作で、 機械に頼らずに、夏に涼しい家になります。
エアコンが苦手な方も安心です。

2011年07月27日 Wed

「橋本の家」一年点検

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「橋本の家」の一年点検に行ってきました。
外部の木部が完成したときのままで、きれいな艶を見せていました。
職人さんの、丁寧な仕事に感謝します。

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2011年07月18日 Mon

朝霞の家・板塀完成

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板塀ができました。次は植木ですね。
庭ができたら、また撮影させてください。
この猛暑にも、涼しく暮らしているとお聞きしました。
風通しを考えた家なので、ひと安心。

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2011年07月15日 Fri

「吉祥寺の家2」建物を配置しました

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敷地に建物を配置するときは、新しい建物がこの場にとって最もふさわしい位置であるように。
家の中から見える周辺の風景が、外から内へとつながるように。
新しく出来上がる外観が、場の空気を変えるか。
この家が建つことによって、住宅街の価値を上げることができるか。
地縄を張る時の緊張感は、期待を込めて心地よい。

2011年07月09日 Sat

J-SENCEの勉強会を行いました

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大学の先輩でもある建築家丸谷博男の主催する「J-SENCE」の勉強会が松井事務所で行われました。
日本の民家の構造や、「き」組で実践している共存共栄のしくみを、松井が講義しました。
現代の日本の住宅を共に考える、楽しい意見交換ができました。

2011年07月04日 Mon

免震の工夫「朝霞の家」完成内覧会 報告

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「朝霞の家」の完成内覧会が、盛況のうちに終わりました。
足元フリーの免震の工夫をした建物です。
実は、建て主さんも特殊な工作物の設計者なので、お友達で免震のプロの方が見学に来られました。
この家は、平らな基礎の上に土台と足固めを併用し、巨大地震に見舞われても、足元が滑って上物が壊れない工夫があります。
つまり、免震的な動きをするということです。 現在、国交省が実大実験で検討している、足元フリーの工夫を先取りした建物です。
ただし、アンカーボルトで緊結しないことが条件なので、
現行法のもとでは、アンカーを切ることができません…

石場置きの免震性能が解明されて、この建物にも採用される日が来るといいですね。 mini-DSC00883.jpg mini-DSCN0064.jpg mini-DSCN0016.jpg mini-DSC_6244.jpg

2011年06月21日 Tue

木組のテーブル木組の家に納まる?

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木組みのテーブルを善福寺の家Ⅱに納めました。
少しづつ出来上がる木組みのインテリア?

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2011年06月20日 Mon

テーブルも木組?

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テーブルを造りました。 タモ材を組みました。 テーブルも木組みです。

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2011年05月01日 Sun

再利用可能な木造仮設住宅

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宮城県の仮設住宅の公募が始まりました。地元の雇用と木材の供給を促す好機です。
地元で被災した佐々木文彦さんとその仲間の工務店に復興してもらえるように、応募のお手伝いをしました。

2011年04月11日 Mon

長く使える仮設住宅

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木組みゼミの今回の課題は「長く使える仮設住宅」です。

被災地の仮設住宅が不足していることから、国土交通省は、地域産材を使った地元雇用の仮設住宅建設を指示しました。
そこで、木組みによる被災者のための、仮設住宅から復興住宅に移行できる、家づくりをテーマとした。
木組みの特徴である、組んでは外しまた組み直せる、使いまわしのきく住宅を考えようと、ゼミの課題として受講生の提案をお願いした。
一日の課題であったが、みな熱心に取り組んでくれた。提案は、3間角のミニマム住宅から少し大きな集合住宅まで。
みんなの知恵を何とか生かしたいと思う。問題は受け入れ先と拠点づくりだ。

2011年03月29日 Tue

支援物資

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津波の後に起きた原発事故が、被災地にひずみをつくっている。
相馬市は海岸沿いに津波が襲って、避難民が出ているにもかかわらず、支援物資やガソリンが届きにくい。
原発事故による30キロ圏の避難区域に近いから?
そこで、中野区の主婦達が集めた衣類を運ぶことになった。
防寒着、や生理用品、石鹸など70箱のダンボールをバンにつんで一路東北道を北上。
原発事故で、いわきと南相馬市の間は迂回しなければならず、福島西インターから東へ。
昨日の夕方、市の受付場所へ無事届けてきた。
友人の運送業の社長いわく
「こういうときは、小さな運送業者にも声をかけてくれれば手伝うことができるから、行政も遠慮すること無いと思うよ。」
国を挙げての支援体制が急がれる。 東北道は、石油を積んだタンクローリーや大きなトラックが多数北上していた。
しかし高速から山道に入ると自衛隊の車ばかりで、トラックやタンクローリーは見えない。
現地ではガソリン不足。車があっても動けない。われわれにも避難所へは直接運んで欲しいとの要請もあった。
支援物資を野外に積んでおくことはできないらしい。
現地は治安も悪くなっている。海岸では、遺体の回収にも苦慮しているという。
被災地に必要な物資の的確な情報を集めている。第二陣はランドセルを運ぶことになった。
小学生のカバンが流されてしまったからだ。中野の主婦達のランドセル集めの奮闘が始まる。
地震や津波の後は、大量のガラが残っている。
国はすべての費用を出すと決めたが、地元に雇用が生れるようにして欲しい。また広範囲で大量のガラの有効利用は無いか?

 

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2011年03月21日 Mon

復旧と復興

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 いま東日本で起きていることは、世界が初めて経験する非常事態だ。
2011年3月11日14時46分。三陸の海洋プレートが南北500キロ東西200キロにわたり隆起。
マグネチュード9.0という日本の観測史上初めてという未曾有の大地震が日本を揺らし、巨大な津波が三陸地方および東関東の町を襲った。
 東北を中心に多くの建物や町が甚大な被害を受け、安全が絶対のの原子力発電所までが被害を受けている。
そのせいで被災された人々の救援を妨げかねない、放射線の壁が立ちはだかってしまった。
 しかしながら、被災後の日本人の節度ある行動は、世界各国の絶賛を受けている。
尊い人命の喪失には言葉もないが、被災後10日もたっているにもかかわらず、人命が救助されている。
避難所に支援物資も届き始めている。それが、せめてもの光だ。
 原発の現場で復旧に尽力している人たちにも、各方面からエールが送られている。
それにしても、大気中の放射線量や大地に降る量が心配だ。
これ以上被害の範囲を広げない安全な措置が急がれる。
地震国である日本において原子力発電は、やはり無理であったと言わざるを得ない。
個人的には、30年前に反原発のデモや運動に幼かった長男を連れて出かけて行ったにもかかわらず、
止められなかったことを残念に思う。当時から最も心配していたことが現実になってほしくない。
いま被災地の復旧にできることは何か?義援金やボランティア活動にもしっかり支援したい。
また、日本の復興に必要なことは何か?まだまだ全容が見えてこないうえに、
予断を許さない状態で断言はできないが、電力に頼った生活を改め、
地震に粘り強い家づくりに努め、災害を避けるまちづくりを復旧と復興の覚悟としたい。
がんばれ東北!がんばれ日本!

2011年03月14日 Mon

災害お見舞い

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日本列島東北部を未曾有の地震が襲い、想像を絶する津波が人々を巻き込みました。町が消えた風景には言葉もありません。
災害に合われた皆様に、お見舞い申し上げます。
復興を目指して、できることはなにか、自分ができることが何かを見極めてできる限りのことをしたいと思います。

2011年02月18日 Fri

「朝霞の家」上棟

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いつか、足元がフリーになる家づくりが、可能になり、
巨大地震にも、建物を守ることができるようになる。
その、いつかに備えて、基礎と足固めを工夫する家が上棟しました。
新しい工夫と伝統の技術が融合した、むかしといまをみらいにつなぐ家。
2階の屋根が、魅力的な家です。
上棟見学会は明日行なわれます。
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