プロジェクトレポート
2017年07月23日 Sun
ブログ | プロジェクトレポート | 八王子の古民家再生
八王子で進めております古民家再生の図面ができました。
茅葺きの平屋ですが、大きな屋根を生かしたロフトの利用を考えています。
茅はおろして、断熱改修します。もちろん耐震補強を進めながらの再生です。
「懐かしくてあたらしい」古民家再生です。乞うご期待!
2017年07月12日 Wed
ブログ | 未分類 | プロジェクトレポート | 阿佐ヶ谷の家
ワークショップ[き]組の事例集に、本と暮らす「阿佐ヶ谷の家」を掲載しました。詳しくはこちらから。http://kigumi.jp/works/%E9%98%BF%E4%BD%90%E3%83%B6%E8%B0%B7%E3%81%AE%E5%AE%B6
2017年06月27日 Tue
ブログ | プロジェクトレポート | 東馬込の家
「東馬込の家」の事例写真をワークショップ「き」組の事例集にアップしました。
詳しくはこちらからどうぞ
2017年06月23日 Fri
ブログ | 未分類 | プロジェクトレポート | 井之頭の家
松井事務所では、木材を山から直接買っています。
木材の適正な価格を山に戻すことで、植林を促してほしいからです。
「井の頭の家」の建主さんと一緒に、静岡県の天竜の山に出かけて検査と選別をしました。
大工さんを連れて、どの木をどこに使うか「番付」を打ってきました。
木組の家に使うことができるのは、天然乾燥の木材です。山で伐る木は、夏の終わりから水を吸い上げなくなったころに伐り倒し、春先まで枝葉を付けたまま斜面に放置して水分の蒸発を待って降ろします。「葉枯らし乾燥」と言います。
バーコードは、木の生えていた場所や伐採日から出荷日までの履歴データです。つまり、生まれも育ちもわかる木です。
どの木も、色艶や杢理も素晴らしく、美しい素材です。中でも約25%くらいまで含水率の下った木を選びました。
これから、手刻みが始まります。上棟が楽しみです。
2017年06月23日 Fri
ブログ | プロジェクトレポート | 井之頭の家
「井之頭の家」は敷地の高低差を活かして、地下に駐車場をつくります。
コンパクトな建物ですが、駐車場を入れると総3階建てになります。
現在、土を取り出して防水工事を行っています。
これから、コンクリートの躯体に断熱材を打ち込み、熱損失を防ぎ、夏涼しく冬暖かい家にします。
少しずつですが、駐車場の姿が見えてきました。
2017年06月07日 Wed
ブログ | プロジェクトレポート | 中落合の家II
事務所にほど近い中落合の閑静な住宅街に「木組の家」が始まります。
3世代の住む、おおらかな間取りです。詳しくはこちらからどうぞ。
2017年05月29日 Mon
ブログ | プロジェクトレポート | 東馬込の家
き組の標準化された「プロトタイプの家」の内覧会が盛況のうちに終了しました。
皆様ありがとうございました。
2017年05月17日 Wed
ブログ | プロジェクトレポート | 井之頭の家
「井之頭の家」の地鎮祭を執り行いました。
長い時間をかけて、住まい手さんとともにつくりあげた、暮らしの夢が実現します。
地下駐車場を含む32坪のコンパクトながら、庭とデッキを持つシンプルで気持ちのよい家です。
土地の神様に安全を祈願して、いよいよ着工です。
2017年05月03日 Wed
ブログ | プロジェクトレポート | 浜田山の家III
浜田山の家Ⅲは、民家のような佇まいをテーマに設計しました。
南側の表通りから見える「せがい造り」の姿を、建主さんに見ていただきたくて、模型を納品しました。
内部も作り込み、図面ではわからない空間の様子をご説明いたしました。
模型を覗き込むと、架構の模型ではつかめない、暮らしの様子が見えてきます。
本物の建物が完成するまで、楽しみに待ったいただけるとありがたいですね。
2017年04月29日 Sat
滋賀県長浜市木之本に建つ江戸中期の町家が蘇ります。北国街道に面した、由緒ある旧家です。
ご相談を受けてから足掛け3年の歳月を経て調査と設計が完了しました。
いよいよ270年前に建てられたという町家(商家)の再生工事の始まりです。
約75坪もの大きさの平屋です。元の屋根は板葺きでした。その上に勾配を変えた屋根を掛けて瓦を葺いています。
長い年月の間に、町家は隣のビルにより掛かるように傾いています。昭和の時期の鉄骨の補強もはずし、まずは垂直に立て起こす事から始めます。工期は2年を見込んでいます。
調査では、床下や屋根裏を調べました。石場建てに壁の少ない架構です。限界耐力計算を川端設計にお願いして、耐力要素をバランスよく配置しました。
展示場を併設した住宅になります。むかしの柱梁のままに、現代的な暮らしに沿った間取りを持ち、吹き抜けやロフトを支える古材の丸太組が醍醐味です。
古民家再生で、温熱環境の向上を図ります。断熱・気密を図り、計算によって省エネルギー基準をクリアしました。冬は床下に温風を吹き込みます。
施工は、地元で社寺を中心に活躍する橋本工務店が担当します。
北国街道・木ノ本宿の町家として町並みに溶け込み、伝統の技と現代の技術でいまの暮らしをつくり、懐かしい未来を実現する古民家再生にご期待ください。
2017年04月25日 Tue
ブログ | プロジェクトレポート | 東馬込の家
「東馬込の家」のお引渡前の一手間です。こちらからご覧ください。
2017年04月19日 Wed
ブログ | プロジェクトレポート | 浜田山の家III
民家のような丈夫な架構と深い軒。
浜田山の家Ⅲは、日当たりの良い敷地に、南を大きく空けて伸びやかに建ちます。
山歩きがご趣味のご夫婦は、麓に建つ古民家の佇まいに惹かれると言います。
そこで終の棲家は、心地よい民家暮らしがいいのではと考えました。
とはいっても、快適な現代生活を送る住まいをつくることに変わりはありません。
伝統的な木組でかつ温熱性能向上を目指し、冬暖かく夏涼しい家をつくります。
せがい造りという二階が一階よりせり出した、木組でなくては造れない架構です。
懐かしくてあたらしい民家のような住まいです。
2017年04月05日 Wed
ブログ | プロジェクトレポート | 東馬込の家
「東馬込の家」がいよいよ終盤に入りました。左官工事の始まりです。
内部に漆喰を塗っています。白い漆喰に光が反射して室内が明るくなります。
少ない日射でも光が回ることによって落ち着いた室内となりました。あと少しで完成です。
建主様のご厚意で、5月の連休明けには、内覧会を予定しております。
乞うご期待!
2017年04月02日 Sun
ブログ | プロジェクトレポート | 東馬込の家
「東馬込の家」の足場が取れて、外観が見えるようになりました。この家は木組の「プロトタイプ」であり、燃え代設計による「準耐火建築」です。
さらに、温熱等級を向上させるために、工事途中に気密測定を行いました。
C値=0.5という成績でした。
これは1m2あたり0.5m2センチの漏気状態にあることを物語っています。この数値は良い数値だと思います。つまり気密が良いということです。
木組の家のような柱や梁を表した真壁構造で、内部にフィルムを使わず外断熱によって気密を確保できたのです。これからの完成に向けて、温熱性能確保に期待が持てる家となりました。建主さんのご理解に感謝いたします。
わたしたちは、日本の伝統的な木組の家の耐震・防火性能はもちろん温熱性能の向上を図ります。
5月の連休に完成いたします。内覧会を開催させていただけることになりました。追ってご案内いたします。
2017年03月25日 Sat
ブログ | プロジェクトレポート | おもてなしの古民家再生
最新の古民家再生の仕事をアップしました。タイトルは「おもてなしの古民家再生」です。いくつかの古民家の再生と新たに再現をしてお客様のおもてなし空間を創る計画のお手伝いです。
原風景を壊すことなく、よみがえらせることで、その土地の記憶をつなぐことを試みました。懐かしくて新しい日本の原風景がよみがえります。
http://2022test.matsui-ikuo.jp/works/omotenashi
2017年03月14日 Tue
作品 | 価格帯 | 阿佐ヶ谷の家 | 2,000-3,000万円未満
所在 | 東京都杉並区阿佐ヶ谷 |
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構造規模 | 木造2階建 |
敷地面積 | 77.22㎡ |
建築面積 | 41.45㎡ |
延床面積 | 74.10㎡(22.41坪) |
設計監理 | 松井郁夫建築設計事務所 |
設計協力 | 悟工房 山中信悟 |
施工 | キューブワン・ハウジング |
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竣工 | 2016年6月 |
建ぺい率 | 60% |
容積率 | 100% |
地域地区 | 第一種低層住居専用地域 |
防火地域 | 準防火地区 |
構造材 | 天竜桧・天竜杉(葉枯し乾燥) |
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床板 | 天竜杉 厚15mm |
外壁仕上 | 焼杉板・藁入モルタル |
断熱材 | 高性能グラスウール |
内壁仕上 | 漆喰塗 |
開口部 | 防火サッシ |