プロジェクトレポート
2014年04月02日 Wed
ブログ | プロジェクトレポート | 住まいの相談会・見学会 | 吉祥寺の家III
「木漏れ日のある木組の家」が吉祥寺の住宅街に完成いたしました。
国産・無垢の木と漆喰でつくる金物に頼らない、伝統構法の木組の家です。
2階の格子から吹抜を通して木漏れ日がゆらぎます。
南面の大きな木製建具に、繊細な趣の茶室も見所です。
エアコン1台で、ほぼ全室を冷暖房する省エネルギーの工夫も施しました。
架構も外皮も満足する木組の家は、これからの日本の家です。
みなさま、お誘い合わせの上お運びください。
ご来場を、心よりお待ち申し上げております。
開催日時:
2014年4月12日(土)
10:00~16:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。
お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム
また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」無料プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。
2014年03月20日 Thu
ブログ | プロジェクトレポート | 佐倉の平屋
「佐倉の平屋」がはじまります。
城下町として栄え、武家屋敷の残る佐倉の町に、木組みの平屋が建ちます。
若いご夫婦と小さなお子さん2人がお住まいになります。
庭を楽しみ、冬はいつでも陽だまりができる、明るくて大らかな家です。
省エネ等級4も取得予定です。エアコン1台で全室を空調する工夫を採用しました。
現在実施設計中です。ご期待ください。
2014年03月10日 Mon
ブログ | プロジェクトレポート | 吉祥寺の家III
2階に格子がつきました。「吉祥寺の家3」の大きな見どころのひとつです。 ランダムに並んだ格子が、室内に木漏れ日をつくります。 この後、木製サッシが入り、いよいよ完成です。
完成内覧会を4/12(土)10:00-15:00に開催させていただける運びとなりました。
本日より受付を開始致します。お問い合わせフォームからお申込み下さい。
詳細なご案内は、当HPにて追ってお知らせ致します。
みなさまのお越しをお待ちしております。
2014年02月12日 Wed
ブログ | プロジェクトレポート | 我孫子の家II
「我孫子の家2」は大工工事が着々と進んでいます。
写真は下屋の破風板です。 破風板には、雨風から建物を守る大事な役割があります。
よくみると下部に線が掘り込んであり、これを「眉欠き」といいます。 水切りを良くするためと、板自体を軽くみせるための細工です。
原田棟梁はこの「眉」を鋭角に欠き込んでいます。 そちらのほうが水がよく切れるからですが、これには特殊な刃物が必要で、じつに丁寧な仕事です。
日本の民家は、こうした工夫が随所に施されていました。
木組みの家はこうした技術を伝承していきます。
2014年02月02日 Sun
ブログ | プロジェクトレポート | お知らせ
東京都八王子に木組の家が上棟します。若いご夫婦の小さな家です。
奥様が材木のプレカットオペレーターを経験されていましたが、建てるならやはり手仕事がいいと、木組の家の建設に辿り着かれました。
構造材は天然乾燥の無垢の杉と桧です。木材の故郷である天竜の山を見に行きました。
その材料を若き大工の村井くんが棟梁の指導の下で墨付けと刻みを行いました。日本の優れた大工技術が、受け継がれていきます。
また、八王子市は都心よりも寒い地域なので、通常の断熱材に加えて、吸放湿性のある自然素材系断熱材をプラスして採用しました。エアコン1台で全部屋を空調できる工夫があります。
南側の大きな建物からの日影を3Dシュミレーションし、日射を確保するために吹抜をもうけました。東側には、駐車スペースを兼ねた大きなバルコニーを設置しました。明るくて、健やかな家です。
ワークショップ「き」組では、骨(構造)と皮(外皮性能)の両方を充実させながら、若い世代にも手の届く価格で、無垢の木と漆喰でつくる木組の家を提供しています。
構造見学会は骨組のみえる貴重な機会です。
丈夫で美しい木組の家を御覧になりませんか?皆様のお越しをお待ちしております。
2014年02月01日 Sat
ブログ | プロジェクトレポート | 住まいの相談会・見学会 | 我孫子の家II
先日行われた「我孫子の家2」構造見学会は、近所の方から西東京の方まで、たくさんの方がご来場になりました。
みなさん「木の香りがよい」「床面積よりもずっと広く感じる」とおっしゃっており、 天然乾燥の無垢材の良さと、コンパクトな家でも広く感じさせる空間づくりを感じていただけたと思います。
ご来場いただいたみなさまに改めて御礼申し上げます。
2014年01月21日 Tue
ブログ | プロジェクトレポート | 我孫子の家II
朝八時に曇り空の下で始まった建方は、昼には日が差して、絶好の上棟日和となりました。 建主さん御一家も朝から、大工さんたちの勇姿を御覧になっていました。
柱が一本ずつ立っていき、貫、足固め、梁が入っていきます。 原田棟梁のしっかりした刻みで、ギシギシと音をたてて気が組まれていきました。
大工育成塾出身の27歳大工篠塚くんが、2階と小屋組をすべて刻みました。 一番に梁の上に登り、かけやで叩いて組んでいきます。
夕方の17時、見事上棟しました。
日没直前に屋根の垂木がかかり、家の形ができました。
通し柱を斜めに倒しながら、ほぞ穴に梁を入れていく様子を見て、ハラハラしていた建主さんでしたが、 貫が入り、2階が出来てくると「この家は倒れない」と確信されたそうです。
上棟おめでとうございます!
1月26日(日)の構造見学会へのお申込みを受付中です。木組みの家の丈夫な架構を見に来ませんか?皆様のご参加をお待ちしております。
2014年01月15日 Wed
ブログ | プロジェクトレポート | 我孫子の家II
手賀沼にほど近い緑豊かな敷地で、南にはトウモロコシ畑が広がります。
建物は真っ直ぐ南に向けました。 最高の陽当たりと、風通しのよい間取りで、 自然をいっぱいに感じる家です。
夏涼しく冬温かい温熱性能の高い、省エネの家です。
国産無垢の木を大工の手で刻み、金物に頼らない木組の家です。
筋交いを使わず、地震国日本で古来から受け継がれてきた民家の知恵 「足固め」と「貫」を採用し、地震に粘り強く耐えます。
構造見学会は上棟したばかりの骨組をご覧いただけます。
これからの時代を先取りした日本の家をぜひ御覧ください。
皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。
開催日時:
2014年1月26日(日)
10:00~15:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。
お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム
2014年01月15日 Wed
ブログ | プロジェクトレポート | 我孫子の家II
原田棟梁が刻んだ無垢の木が、組み上がるのを待っています。
基礎コンクリートの鉄筋もしっかりと配筋され、いよいよ上棟です。
2013年12月26日 Thu
ブログ | プロジェクトレポート | 吉祥寺の家III
「吉祥寺の家3」の大工工事は順調に進んでいます。
すっきりと大らかな空間が出来てきました。
柱と梁が見える木組みの家は、架構のデザインがそのまま意匠のデザインです。
南の大きな開口部には木製サッシが入ります。
茶室の天井に使う細い竿縁も準備されていました。
仕上がりが楽しみですね。
2013年12月25日 Wed
ブログ | プロジェクトレポート | 登戸の家
「登戸の家」が上棟しました。
雲ひとつない冬の高い空の下、掛合が響き渡り、丈夫な架構が組み上がりました。
一本一本手で刻んだ材木が、音を立てて組み込まれていきます。
門型フレームが空に映え、見事棟が上がりました。
木組みの家の上棟です。
おめでとうございます!
2013年12月19日 Thu
ブログ | プロジェクトレポート | 吉祥寺の家III
12月とは思えない暖かな日差しの中、先週の土曜日に吉祥寺の家3の構造見学会が開催されました。
吉祥寺の家3は、細長い建物です。南側に大きく庭を設けて、冬の日差しの確保を計ります。
吹き抜けを通して、建物の奥深くまで日差しが入り、ポカポカと日向ぼっこができる家になりそうです。
遠く宇都宮からお越しの方も含めて、6組の見学者の方たちに木組みの構造を見ていただきました。
あらためて、この場をお借りして、感謝申し上げます。
2013年11月21日 Thu
著=松井郁夫 / 出版社=彰国社 / 2013年11月28日頃発売 / 1,600円
「むかし」の知恵を生かし「いま」に伝え、「みらい」につなぐ。
2004年に出版した「木組の家」に住みたい!の続編です。
好評につき木組みの家づくりを事例を交えて描きました。
2008年より実大実験に参加させていただいた折に感じた所見や、3.11以来のエネルギー問題に対する温熱の考え方も描いています。
山を守る木の値段を検討し、植林費用を山に還す方法や、木の特性を活かす手仕事の大切さなども書きました。
ワークショップ「き」組メンバーの事例も載りました。
本物の木の家に住みたいと思う方や、木造住宅を志す人たちが、一軒でも多く木組みの家が建てられるように、
3年の年月をかけ心をこめて描きました。2013年11月28日に書店並ぶと思います。是非お手にとってご覧ください。
目次
第一章 いまこそ木組の家を
人工環境の進行 / 住環境の人工化とエネルギー問題
環境に配慮する / 伝統的手仕事を見直す
むかしといまをみらいにつなぐ / 気候風土と地域を見直す
第二章 ワークショップ「き」組の活動
ワークショップ「き」組の家とは
こだわり① 無垢の木にこだわる / こだわり② 自然素材でつくるエコな家
こだわり③ 適正な価格でつくる / こだわり④ 山を守る
こだわり⑤ 職人技を生かす / こだわり⑥ シンプルな架構
こだわり⑦ 木組だからできる耐震の工夫 / こだわり⑧ 間取りとデザイン
第三章 もっと知りたい「き」組の家
事例1:鵠沼海岸の家 / 事例2:青梅の家
事例3:葛西の家 / 事例4:豊田の家
事例5:江原の家(長期優良住宅) / 事例6:朝霞の家
事例7:切久保の家 / 事例8:常田の家
事例9:パッケージ・プラン
第四章 「き」組でつくる燃費の良い家
家の燃費を考える / 省エネルギー基準の変遷
改正省エネルギー基準の目的 / 素材の吸放湿を考える
呼吸する木組 / 「パッケージ・プラン」の温熱環境
さらに快適で燃費の良い家を目指して
第五章 山を知る
山の現状 / 伐ったら植える
山の値段を安定させる / 履歴の表示(トレーサビリティ)
家をつくる木材のつくり方 / 川上(山)川下(まち)の意識
乾燥 強度 精度を確保する
第六章 伝統は職人がつくる
ハウスメーカーの存在 / 大工技術の継承
職人の木を視る力 / 伝統を受け継ぐ
経験主義を見直す / プレカット(機械加工)は救世主か
設計者は何ができるか / 時代を観る目
環境を大切にする / 素材から考える
架構を重視する / 情報の波にのまれない
第七章 「き」組の住まい手に向けて
迷える住まい手 / 家をつくる意味
ボーダーラインを超えない / レジャー林業
共存共栄の家づくり / 家はだれのもの
第八章 家づくりからまちづくりへ
日本の風景 / 地域の気候風土を知る
土地の歴史・文化を引継ぐ / 民俗学的見地に立つ
風土との調和 / 一軒の家からまちを考える
あとがき
2013年11月20日 Wed
ブログ | プロジェクトレポート | 登戸の家
川崎市登戸に木組の二世帯住宅が上棟します。
2階をせり出した「せがい造り」による、 小さく見えても、広く使える住まいです。
断熱材に防音効果のある「セルロースファイバー」を採用しました。
冬暖かく、夏は涼しく、温熱性能の高い、省エネの家です。
国産無垢の木を、大工の手で刻み、金物に頼らない木組の家です。
筋交いを使わず、地震国日本で古来から受け継がれてきた民家の知恵、「足固め」と「貫」構法を採用し、 大きな地震にも粘り強く耐えます。
構造見学会は上棟したばかりの骨組みをご覧いただけます。
これからの時代を先取りした日本の家を、ぜひご高覧ください。
皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。
開催日時:
2013年12月22日(日)
10:00~15:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。
お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム
2013年11月20日 Wed
ブログ | プロジェクトレポート | 吉祥寺の家III
吉祥寺の閑静な住宅街に、木組の家が上棟しました。
遠州流の茶道教室に通う、若いご夫婦の家です。
国産・無垢の木を、大工の手で刻み、金物に頼らない木組の家です。
筋交いを使わず、地震国日本で古来から受け継がれてきた民家の知恵「足固め」と「貫」構法を採用し、大きな地震にも、粘り強く耐えます。
コンセプトは「木漏れ日のある家」。武蔵野の自然を感じる家にしたいと思います。
お茶室のある繊細な和の木組みが見所です。
エアコン1台でほぼ全室を空調する省エネの工夫も施しました。
キューブワン・ハウジングの若き棟梁、永田五郎さんが頑張っています。
これからの時代を先取りする日本の家です。
ぜひお誘い合わせの上お越しください。
皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。
開催日時:
2013年12月14日(土)
10:00~15:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。
お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム
2013年11月15日 Fri
リノベーションの時代、古民家もまたリニューアルの対象です。
松井事務所では、古民家再生をこれまでも数多く手掛けてきましたが、
今回あらためて、古民家再生に特化したサテライトサイトを立ち上げました。
得意の実測調査を駆使しながら、伝統的な古民家に新しい価値づけをして、
さらに百年の命をつなぐ。
常に、伝統木造の進化を目指して、古民家再生に挑戦し続けます。
どうぞご訪問ください。