プロジェクトレポート
2013年05月14日 Tue
松井事務所の取り組みをニューズレターにし、建て主さんに最新情報をお送りして、今年でちょうど20年になります。
1994年春の1号から2013年冬の最新号54号まで、不定期の発行ですが、みなさまに好評を得ています。
もとはといえば、年賀状のやり取りの際に、これまでの建て主さんから「いまはどんな建物をつくってますか?」と聞かれたのがきっかけでした。そこで、建物のメンテナンスの相談をお受けしようと考えて、ニューズレターを思いつきました。建て主さんとのコミュニケーションを計ることが目的です。
Communication Network for Live (コミュニケーション・ネットワーク・フォー・ライフ) 通称 COMINET LIVE (コミネット・ライブ)と呼んでいます。
毎回の誌面に、その時期に動いている事務所の取り組みのことや、考えていることなどをつらつらと書き始め、あっという間に20年経ちました。
10年ひと昔といいますが、20年の間にはいろんなことがありました。その時々の仕事の話題は、こちらの気持ちを伝えるメッセージにもなっています。改修やメンテナンスのご相談もお受けしております。
20年間で、最も大きな事件は、1995年の阪神淡路大震災でした。
建物の下敷きになって亡くなった6434名の命を考えると、わたしたちのつくる建物は、大地震に対してどうあるべきか、重い課題を突き付けられました。
その後の実務に、これほど影響した出来事はありませんでした。それからずっと地震に強い家づくりを目指して、今日まで来たといっても過言ではありません。
この地震を契機に、地震国である日本が、湿度の高い気候風土であるがゆえに「開放的かつ耐震的」な家づくりを望まれるという、相反する命題に取り組んできました。
「これからの木造住宅を考える会」を立ち上げ、勉強会を重ね、地震に強い木組みの家づくり図鑑「木造住宅【私家版】仕様書」を共同執筆し、伝統構法の復権を唱えてきました。2007年より、国土交通省の伝統構法の見直しの委員会には、実務者として参画してまいりました。
耐震的かつ快適な日常を送ることができる家は、これからどうあるべきか?お客様からお仕事をいただくたびに、努力を重ね、丈夫な骨組と快適な室内空間をつくっております。
毎回のコミネット・ライブの通信が届くことで、ご無沙汰している方にご連絡差し上げても、すぐに会話が弾み、おかげさまで建て主様との交流を計ることができています。
最近では、東日本大地震後のエネルギーの問題に対応すべく、温熱環境の設計に取り組み、さらに快適な家づくりを目指して情報を発信してゆくつもりでおります。
松井事務所では、これからも建て主さんのそばでお役に立ちたいと願っております。どうぞ、ニューズレターをよろしくお願い申し上げます。
2013年03月19日 Tue
「日本の民家1955年展」開催期間中に、撮影者二川幸夫氏が他界されました。3月5日80歳でした。
二川氏の建築写真の原点ともいわれる展覧会の会期中のことだけに、一層、印象深く感じます。ご冥福をお祈りいたします。
だれも民家に見向きもしなかった時代に、全国を奔走し、わたしたちに美しい日本の民家の存在を知らしめた功績は大きいと思います。
展覧会場で気づくのは、美しい日本の風景に溶け込む民家を見るにつけ、本来日本の家づくりは、民家から学ぶべきであったということです。
この展覧会を見て、失われゆく民家などと、感傷にひたるよりも、家づくりを目指すわたしたちが忘れてはならないのは、日本の家づくりは日本の民家から考える、ということではないでしょうか。
これまで日本の家づくりが民家に学ぶことなく、伝統構法の設計法が、確立されてこなかったことを反省すべきだと思います。
伝統構法の知恵は民家の中にあります。伝統民家はこれからも継承してゆく構法でなければならないのです。なぜならば、日本の文化を継承することは日本人にしかできないからです。
1955年から58年、まだまだ美しい民家は残っています。この財産を守り、さらにみらいに向けて新しい民家をつくりだすことを肝に銘じたいと思います。
展示会は3月24日まで、パナソニック汐留ミュージアムにて
(写真は、古書店で買った二川幸夫氏撮影・日本の民家全10冊)
2013年02月08日 Fri
いま、全国各地の山では、植林できる林業の仕組みが壊れようとしています。
この窮状を打開しようと、静岡から天竜TSドライ協同組合の理事で原木屋さんと製材所の2名の方が当事務所に、木の値段設定のご相談に見えました。
わたしたちのつくる木の家は、山との共存共栄を目標としています。家づくりをしながら植林・育林ができる仕組みが理念です。
今回、心配は2つありました。
① 現状の価格で、植林・育林費用が山に還っているのか?
② 住まい手の方たちに、大きな負担がかからない妥当な価格帯は?
昨日、わたくしが代表理事を務める一般社団法人ワークショップ「き」組の仲間たちと、山の人たちを交えて、緊急の会議を開きました。
一般的に木の値段は、市場で買われた丸太の価格から製材の歩留まりを計算して捻出するとわかりやすいのです。まずは、丸太価格から角材に挽くロスを勘案し、天然乾燥の経費を積み上げてゆくと出荷価格が決まります。
しかし、市場に出てくる丸太価格は、通常セリに掛けられて、値段は一定しません。また、植林から育林までの経費を算出することは難しいといわれ、どの山も費用の検証を行わないことが通例になっています。場合によっては、原木市場に出すと赤字になるといいます。
製材前の丸太になるまでの価格は、ブラックボックスでだれも手をつけようとしません。
そこで、わたしたちは一本の苗木を植えて、下草刈りや、間伐、山から丸太になり市場に運ぶまでの費用を算出してみました。実に複雑で困難な作業でした。
結果は、直接山との取引をしていることが価格の安定につながり、ぎりぎりだが現状の価格で、植林・育林費用が山に還っていることが分かりました。これまで算定した木の値段が妥当で、これからも植林費用を返しながら、山との協働ができることが分かってホッとしています。
今回の会議で分かったことは、提唱していた木の値段は、いつの間にか、わたしたちばかりでなく、多くの工務店や設計者が理解してくれていたことです。少なくとも天竜TSドライでは、これまでも無理な価格を押し付けられることなく営業を続けられたという事実です。
おかげで、2005年に徳島や天竜の山と、わたしたちが取り決めた木の値段の再確認にもなりました。
一方、経費を計算しながらわかったことは、山で働く人たちの賃金が驚くほど低いということでした。つらいことですが、本当にぎりぎりの選択をしながら山は木を伐り出しているのです。これでは、国の補助金に頼るのも無理はないと感じました。
だからこそ、一本の木を大切に使いたい。
何十年もかけて手塩にかけた木は、その価値を表してさらに長く活きてほしいと願った会議でした。
2013年02月05日 Tue
1955年 全国いたる所に民家と呼ばれる人々の暮らしがあったころ。
日本の風景が美しく、高速道路もない頃に、一人の若者が、日本中の民家を撮って回りました。
写真家二川幸夫さん(80歳)です。その写真展「日本の民家ー1955」が3月まで汐留ミュージアムで開かれています。
わたしも20代の頃、二川幸夫さんの写真に触発されて、全国の民家を訪ね歩いたことがあります。
35年前、大学を卒業し町並み保存運動に参加しはじめた頃です。
わたしのふるさとも美しい城下町でしたが、その頃は日本中の歴史的な町並みが開発の名の下に
伝統の民家が壊されてゆく高度成長時代でもありました。
1955年といえば、さらに20年前に、民家と呼ばれる庶民の家が、時代遅れで誰も見向きもしなかったころ、
二川幸夫さんは、日本の民家の美しさを再発見し、世界に発信した人です。
今回の展覧会では、58年前の日本の風景と民家の素晴らしさに改めて驚かされます。
展覧会に使われた、日本の民家全10冊は、一冊にまとめられて写真集として発売されています。
唐突かもしれませんが、3.11以来、日本の伝統的な暮らしを見直し民家を見直すことが大切に思えるのです。
伝統構法の見直しが、国土交通省でも始められたこの時期に、民家の展覧会はよい機会だと思います。
むかしながらの民家が日本の家の原点だと思うからです。
2013年02月02日 Sat
3.11以来、イエについてずっと考えている。
あの日多くの家が津波で流され、多くの命が失われた。
かろうじて助かった人たちは、今も仮設住宅に暮らしている。
避難生活は困難を抱えたまま、もうすぐ2年がたとうとしている。
仮設住宅は、避難している人たちの生活を支えきれているだろうか?
狭くて無機質な仮説住宅は、家族が集う器として、決して満足ゆくイエではないと思う。
イエとは何か?家族が住まうイエとは何か?
人の生活を支えるためのイエ。子供たちが元気に育ってくれるイエ。
家族が集い団欒するためのイエ。自然の猛威から身を守ってくれるイエ。
イエは本来どうあるべきか?
寝て起きて食事をするだけがイエではないだろう。寒さ暑さをしのげればよいばかりでもないだろう。
人の生活には家族が大切だ。人間らしく生きるということは、家族がともに暮らし支えあうことではないか。
家族みんなが心豊かに、過不足のない暮らしができるイエ。子供たちが健やかに育つイエ。
丈夫で長持ち、安心して暮らせるイエ。住んでいる地域の風景となるイエ。
一家族のイエが始まりとなって、隣との関係が生まれ地域が育ってゆく。
イエは人格形成の原点。家族の原点。
イエづくりにかかわる一人として、人間らしく暮らし、人と社会がつながる住まいを提供したいと心から思う。
2013年01月29日 Tue
一軒の古民家の改修計画が始まります。
実測調査の結果、明治40年一月上棟の建物とわかりました。106年前の建物ということになります。
足元の作り方に特徴があります。石の礎石に載せただけの、いわゆる石場建ての民家です。
土台の上に足固めを併用した、床下のしっかりした建物です。
6間×4間の母屋に当たる丈夫な架構に下屋がついています。
このような建物は、現在の基礎コンクリートに土台を緊結した建物とは違う構造でできています。
足元がフリーなのです。
そこで限界耐力設計法という構造解析をお願いしました。
その結果、この家の耐力は巨大地震にも耐えることがわかりました。
約42坪の平屋ですが、開放的でかつ耐震的な建物ということがわかったのです。
さらに調べてみると、一間置きの梁を一間置きの柱が支える、合理的で素直な造りかたでした。
座敷の床構えもけれんみのない清楚な感じです。
この家を造った大工の人柄が、この家の人格を表している気がしました。
明治の職人の気質を大切に、この家再生しなければと思います。
耐震に加えて、温熱環境にも過不足のない改修を目指します。
またご報告いたします。
2013年01月25日 Fri
全国に残る歴史的な町は、文化庁の伝統的建物群保存制度によって保存されています。いわゆる伝建地区と呼ばれる町並みです。
しかしながら、そのような保存制度に守られた町の建物でさえ、改修や増築の折には現行の建築基準法に適合しない建物とみなされてきました。 むかしながらの日本の大工技術で作られた伝統的な家が、既存不適格という不名誉な名前で呼ばれているのです。
歴史的な町並みに建っている多くの民家は、明治時代もしくはそれ以前に建てられた家々です。その多くは伝統的な木造建築で、石の上に載ったいわゆる石場建ての工法です。現在の法規の基礎との緊結という条件が、石場建てでは適合していなかったのです。そのために、文化財となっている木造建築の多くは、耐震改修に窮していました。
しかしながら、昨年度まで実施された、国土交通省の伝統的木造建築の設計法作成委員会において、振動台で揺らされた実大の建物は、石場建てで巨大地震に耐えました。実験棟は、歴史的な建物に多く見られる足元フリーの木造二階建てでしたが、実験の結果、大きな破損もなく、巨大地震をしのぐ石場建ての効果が見られたのです。
この結果は、日本の伝統的な建物のこれまでの常識を覆す大きな出来事ですが、あまり多くの方に知られていません。現在、国土交通省では実験の検証結果を取りまとめ足元フリーの設計法を検討しているところです。
この成果によって、これまで既存不適格と言われてきた歴史的な民家が工法的に見直され、多くの歴史ある町並みに光明が与えられることを願っています。
先人たちが作ってきた歴史的な建物が、最も新しい検証実験で地震に強いことが証明されたことを知っていただくとともに、わたしたちは、民家の知恵と工夫を、これからの家づくりに活かして行きたいと考えます。
2013年01月12日 Sat
建築技術2013年1月号は「改正省エネ基準と省エネ住宅計画原論」特集です。「伝統建築の省エネ設計」と題して、南雄三氏より依頼された松井の原稿が掲載されました。
伝統的建物が断熱化によって、温熱性能の向上が可能なことを計算によって確かめました。
これから日本の気候風土に根ざした住まいの快適性を実現するために、断熱だけでなく湿度や通風などをコントロールする総合的な家づくりを目指します。
架構を知り尽くした松井事務所がつくる、快適で燃費の良い家にご期待ください。
2013年01月01日 Tue
あけましておめでとうございます。
みなさまに健康と幸せがおとずれる、良い年でありますように祈念申しあげます。
当事務所では、開設以来、丈夫で長寿命の木組みの家づくりを展開しております。
また、快適で暮らしやすい家づくりを目指して、自然素材にこだわってまいりました。
おかげさまで、多くの住まい手のみなさまの、ご支持と信頼をいただいております。
さらに、これからの低炭素社会の実現に向けて、
これまでの丈夫な架構(骨組)に加えて、断熱性能のよい壁(外皮)をつくり、
省エネルギーの住まいづくりを進めてまいります。
地震や災害に強く、快適で洗練されたデザインの「美しい日本の家」を目指して、
これまで以上に努力してまいりますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2013年 元旦
株式会社 松井郁夫建築設計事務所
代表取締役 松井郁夫
2012年12月30日 Sun
全国6ヵ所キャラバンツアーが終わりました。
このツアーは、国土交通省が進める、伝統的構法の設計法作成および性能検証実験検討委員会の一環として、
全国6ヵ所で開催された講演会です。
「知恵と工夫の設計ー伝統建築に学ぶ」というタイトルで、日本全国の伝統民家21軒の調査に基づき、
現代に生かすことのできる構法的な工夫を紹介するものです。
金沢を皮切りに、松江、東京、高知、鶴岡、日田を回りました。
伝統的木造建築のこれからの設計法の考え方や伝統構法の定義に加えて、
構法歴史部会の事例調査の一員として、民家から見えた知恵と工夫を解説させていただきました。
全国の熱心な設計者や施工者、行政や審査期間の方たち、学生や一般の参加者も含めて、
約800人の方々に聞いていただくことができました。
自然災害の多いこの国で、むかしからつくられてきたの民家の知恵や工夫が、
いま わたしたちのつくっている木造住宅にどのようにに活用され、これからの日本の家の未来につながってゆくのか。
日本の家はどこから来てどこへゆくべきか。この大きなテーマに立ち向かい、価値観を転換する時期が来ています。
災害にも強い日本の家を取り戻し、新しい展望を拓く機会です。
伝統の知恵と工夫をいかした構法の法制化に向けて、実務者の声を集めましょう。
キャラバンにお運びいただいた皆様に、あらためて感謝いたしますとともに、
全国の伝統を大切に家づくりを進めるすべての方に、今後の活動にどうぞお力添えください。
2012年12月28日 Fri
2012年も、あと数日を残して新しい年を迎えようとしています。
早いもので2011年3月11日の東北大震災から、はや2年がたとうとしています。
繰り返し襲ってくる地震を体験するたびに、自然災害の恐ろしさを思い知らされます。
最近では、30年以内に巨大地震が、東南海地域を襲う確立が見直されました。
これまでの予想よりも確率が上がっていることに、改めて地震国に住んでいることを自覚させられます。
そこでいま、わたしたちにできることは、住んでいる家の耐震補強と避難経路の確認です。
巨大地震に備えることを難しいことと考えずに、一度お住まいの家を点検してみてはいかがでしょう。
戦後に建てた築32年以上、昭和55年以前の家ならば、基礎コンクリートからの改修になりますが、
昭和56年以降の建設ならば、耐震壁の改修で済みます。
改修方法については、それぞれのお住まいの事情にもよりますが、
耐震診断しだいで、ご予算に沿って改修することも可能です。
さらに断熱施工を加えて、省エネルギー対策を実施することもできます。
巨大地震に備え、かつ燃費の良い家づくりにもなる、これからの耐震エコ改修をぜひご検討ください。
耐震改修については、自治体の補助や税金の免除が受けられます。
詳しくは、当事務所にお問い合わせください。
2012年10月15日 Mon
当事務所は、丈夫な木組みによる架構をつくり、
長く住みながら豊かな生活を送ることができる家づくりを進めてまいりました。
おかげさまで、多くの住まい手の方たちに
満足していただける木組みの家を提供することができました。
当事務所が実践している伝統的な木組みの家は、
無垢の木と漆喰による調温・調湿する快適な家として多くの方がたの支持をいただき、
住まい手の方はもちろん、つくり手である設計者や工務店・職人さんからもあたたかいエールをいただいております。
さらに3.11以降は、福島県の復興住宅のお手伝いを契機に、
次世代エネルギー基準に合致した省エネルギー住宅の性能表示に取り組んでおります。
わたしたちのつくる家は、低炭素社会の実現に向けて、
架構(骨)のデザインはもちろん、温熱環境に優れた壁(皮)を備えた家です。
温熱(Q値など)計算による省エネ性能を提示するとともに、
湿度に着目した呼吸する快適な住空間をつくる提案をしてまいります。
これからも、松井郁夫建築事務所を、どうぞご支援ください。よろしくお願い申し上げます。
2012年10月15日 松井郁夫
2012年08月21日 Tue
ちいさなちいさな改修工事をしました。
ドアと古いガラスブロックを取り外して、新しい窓を付けました。
明るくて風の通る窓です。
2012年06月21日 Thu
「所沢の家2」が完成します。
建主さんのご厚意で、2012年6月23日(土)11:00~16:00に
完成内覧会を開催させていただけることになりました。
小さな建物の随所にしつらえた、光を運ぶための工夫が、
広がりと彩りある豊かな空間を生みました。
天然乾燥の無垢の木は、何年経っても樹の香りがします
ひとつひとつ手でつくる家はずっと先の未来まで、
住む人も訪れる人も、みんなが居心地よい住まいです。
「き」組がつくる、これからの日本の家を、
どうぞこの機会に御高覧ください。
お申し込みは、下記までご連絡ください。
みなさまのお越しをお待ちしております。
一般社団法人ワークショップ「き」組事務局(松井郁夫建築設計事務所内)
165-0023 東京都中野区江原町1-46-12江原ジュールカースル203
電話:03-3951-0703 FAX:03-5996-1370 メール:info@kigumi.jp
2011年11月10日 Thu
盛岡に民家調査に行きました。市内を散策して素晴らしいレンガ造りの銀行を見つけました。
現在も使われている盛岡銀行です。明治44年辰野金吾の設計です。
当時の盛岡の隆盛がしのばれます。
2011年10月07日 Fri
「全国町家再生交流会in今井町」が、いよいよ明日から開催されます。
お近くの方は、ぜひご参加ください。 詳細な案内はこちらからダウンロードできます。
「第4回全国町家再生交流会in今井町」 地方都市からの町家再生 ~つながり、ひろがる町家の暮らし~