年間アーカイブ

工事経過 | テスト_松井郁夫建築設計事務所 - Part 8

2008年09月13日 Sat

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「上田の家」サッシも入り工事は順調です

外壁の下地が塗られると建物にボリュームが出てきます。サッシも入って完成の雰囲気が見えてきました。

十字の軸組み、構造的にもデザイン的にも「上田の家」の要になっています。

 

のびのびとした平屋の家だから実現した遠くまで抜けていく空間です。
家に入ってくる光と影をコントロールする、ゆったりとした軒は日本家屋の特徴です。

2008年08月13日 Wed

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「上田の家」屋根が葺かれました

ガルバリウムの屋根が葺かれ、建物の全体感が見えてきました。

内観です。間取りがスッキリしているので、本当に広々として爽快な家になりそうです。

 

この家を支える立派な大黒柱です。
玄関からまっすぐ抜ける廊下。子供たちが走り回る姿が目に浮かびます

2008年07月13日 Sun

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「上田の家」屋根の工事中です

屋根を施工しています。この大きな屋根が家全体のプロポーションを決める要です。

 

化粧野地板。室内は小屋組みが見えます。木組みの醍醐味です。
 フォレストボードという杉皮の断熱材。100mm入れて冷気と熱気をしっかり防ぎます。

2008年06月28日 Sat

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「宮原の家」完成しました

 

松丸太のダイナミックさと茶室の繊細さの調和です。軒下の犬走りが建物を引き立てます。

 

きれいな材を使った式台。カウンターもちょうどいい高さになりました。
十和田石を張った浴室。木は桧を使っています。

  

たくさんの蔵書を管理する書斎です。木製サッシと階段に趣向を凝らしました。
 せまい場所でスムーズに上がる工夫をしました。段板ごとに左右の幅が違います。

 

水屋です。細かなところまでつくりこみました。お茶会にはたくさんの人が招かれることでしょう。

 

2008年06月28日 Sat

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「宮原の家」完成しました

数寄屋の趣と民家の力強さを兼ね備えた純和風の平屋建て

 

周りを生産緑地に囲まれた、空の広い宮原の敷地に、平屋建ての木組みが建ちました。

埼玉県宮原の地に純和風の家が建ちました。
「終の棲家を」という建主さん。豪快な松梁のある居間、お茶室と水屋、
たくさんの蔵書に埋まる書斎、数奇屋と民家の融合する住まいです。
熟練の技とコンビネーションで数寄屋の趣と民家の開放感を紡ぎ合わせました。

構造材はTSウッドの徳島杉。
施工は渡辺工務店。松井事務所と22年のコンビを組む渡辺正司棟梁の仕事です。

竣工おめでとうございます!

 

施工  渡邊工務店
設計  ㈱松井郁夫建築設計事務所
撮影  奈良岡忠 松井事務所

 

 

2008年06月13日 Fri

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「上田の家」上棟しました

広々としたのびやかな家になります。

棟がクレーンで架けられました。上棟おめでとうございます!

 

大黒柱です。引き抜きに抵抗する「足固め」が差してあります。
棟木を継いでいます。6間半もの長さになりました。

2008年05月13日 Tue

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「宮原の家」内覧会のご報告

 

秋田杉のテーブルも渡辺棟梁が作ってくれました。
20年前にやはり渡辺棟梁と松井事務所のコンビと自宅を建てた大宮の家の建主さんも見学にきました。

 

デッキや犬走りからは広い庭を眺めることができます。
雨の日は屋根と雨落ちの間に、雨のカーテンが降りてきます。

 

大好評だった、段板ごとに幅の違う階段です。遊びのあるたのしい仕掛けになりました。

2008年05月01日 Thu

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「宮原の家」完成内覧会のお知らせ

埼玉県宮原に純和風平屋建ての家が建ちました。
熟練の技とコンビネーションで数寄屋の趣と民家の開放感を紡ぎ合わせました。
構造材はTSウッドの徳島杉。施工は渡辺工務店。
松井事務所と22年のコンビを組む渡辺正司棟梁の仕事です。

2008年04月13日 Sun

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「宮原の家」完成間近です

左官がおわり、畳も入りました。建具が入ると完成です。

 

雨落ちの砂利を敷きました。
雨の日に部屋から外を眺めると、外との間に薄い雨の膜ができます。雨樋にはない趣です。

 

照明も入りました。上棟の頃からくらべると、木の色が全体に馴染んできているのがわかります。

茶室です。丸窓の前にある棚は「違い棚」といいます。
丸窓を月に見立て、叢雲のかかった様子を表現しています。

2008年03月13日 Thu

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「上田の家」材木検査に行きました

材木は木組みゼミの第1期生である田中俊章さんの田中製材にお願いしています。
左が田中さん。右は工務店の矢島社長です。

 

含水率を測りました。木はよく乾いてないと、あとで大きく変形してしまいます。
よく乾燥した材が準備されていました。

 

材がいいと住んでいて生き生きとした気持ちになります。設計は素材感も含めてデザインしていくものです。

2008年03月13日 Thu

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「宮原の家」左官が始まりました

左官がはじまり外壁の下地が塗られています。どしっとした存在感がでてきました。

 

外壁の下地です。この上に藁を混ぜたモルタルを塗ります。
居間の壁にも塗られました。漆喰は調温湿作用があるので夏も快適です。

 

 左官の芳賀さんです。松井事務所の左官をいつもお願いしています。
わずか1.5mmの厚みしかない漆喰を細かいところまでムラなく塗る、素晴らしい腕です。

建主さんがお持ちの水墨画です。何に使うかは完成してからのお楽しみ。

2008年03月10日 Mon

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「上田の家」地鎮祭を執り行いました

 

山の見える広々した敷地で地鎮祭を執り行いました。

 

土地の神様を鎮め、工事の無事を祈願しました。地鎮祭のあとは建物の位置出しをしました。いよいよ着工です。

2008年02月13日 Wed

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「上田の家」1:50の模型ができました

庭からの外観。大きな越屋根から光をたくさん入れます。

 

居間。この家の主架構の梁が頼もしく通っているのを見ることができます。
子供たちが思いっきり走れる縁側。玄関を上がって自分の部屋までまっすぐです。

 

2008年02月13日 Wed

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「宮原の家」内部造作が進んでいます

サッシも入り、外壁の下地の木摺りも張られました。
このあと左官がはじまると、またがらっと印象が変わります。

  

内部の造作が着々と進行中です。打ち合わせも非常に細かな収まりの話に終始するようになってきました。

 

玄関の式台はこんなにきれいな桧の板が入りました。
床の間も進んでいます。丸窓には「違い棚」という棚が入ります。

 

水屋の天井は網代張りです。清涼かつしっとり落ち着いた雰囲気にします。
お茶室側のトイレは茶道の際につかうので、趣を添えました。

 

水屋の棚も出来てきています。水屋の流し。この上に竹のスノコが乗ります。

 

2008年01月13日 Sun

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「上田の家」がはじまります

梁と柱を十字に組んだ軸組です。

平面計画。庭を囲んだのびのびした間取りは、このあたりの風土と一体となった生活をつくることでしょう。

 

越屋根で家全体に光と風を通します。子供たちは縁側やデッキから庭におりて遊べます。

上田市は2000m級の山々に囲まれた自然豊かな地域です。

2008年01月13日 Sun

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「宮原の家」窓が入りました

 

サッシが入ってますます部屋の雰囲気がでてきました。

 

茶室側廊下の小窓。現場で原寸で検討して、アタリをつけました。